1.サブタイトル Subtitle |
| ?.A.アーカーのブランド・マネジメント論を基本として、企業のブランド・エクイティ構築について考察する。
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2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy |
| 【知識・理解】企業活動を理解・説明するための専門知識を身につけることができる。
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3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course |
| 企業は、顧客が期待する価値をブランドに付与することで識別、保証、意味付けなどの基本機能を継続的な約束(promise)として提供し、また、双方の長期的な絆(ブランド・ロイヤルティ)の形成を基盤に、顧客のマインドスペースに一定の意味領域を創造することで関係性の構築を実現する。 ブランドは、顧客の期待価値と企業の提供価値を一致させ、継続的な絆(信頼)の形成を担うものであるため、その協働関係におけるブランドの役割遂行が、期待に応える価値付与から、期待を裏切る価値剥奪へと転落した場合、不買行動という強制手段に訴えられるのは不可避となる危険性をはらんでいる。 顧客と企業の良好な関係を継続的に維持していくために、個々のブランドのアイデンティティ形成において、企業は顧客自身も気付かない未開拓の潜在的なニーズに的確に応え続ける価値提案を創造的にマネジメントしていく必要があり、その延長線上にブランド・エクイティ(資産)が信頼性となって蓄積されていく。 本講義では、D.A.アーカーのブランド・マネジメントの考え方をベースに、ケーススタディを織り交ぜながら、ブランド価値の優位性と管理価格の維持の関係について考察していく。
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4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline |
| 【授業形態:オンライン授業】 第1回目 ブランド・エクイティ構築の枠組み 第2回目 象徴‐意味‐ブランド価値 第3回目 機能的便益(Functional benefits) 第4回目 情緒的便益(Emotional benefits) 第5回目 自己表現的便益(Self-expressive benefits) 第6回目 商品選択の優先順位とマインドスペースの操作 第7回目 知的財産権(Intellectual property rights:IPR)とは何か 第8回目 ライセンスビジネスにおけるコンテンツ収益構造 第9回目 海外ブランドの広告表現分析 第10回目 海外ブランド企業のマーケティング・チャネル構築 第11回目 輸入総代理店制度とライセンス契約 第12回目 海外ブランド企業による価格操作:変動定価制 第13回目 輸入化粧品に対する非関税障壁 第14回目 海外ブランドの輸入プロセス 第15回目 まとめ
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5.利用教科書 Textbook(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
1 | | | | | |
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6.参考書 Reference Book(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
1 | | | | | |
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3 | | | | | |
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※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books |
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7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class | 時間 |
| 予習:次回の授業内容を確認し、その範囲の専門用語の意味を調べ理解しておくこと。
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| 復習:授業後にノートなどを見ながら内容を復習し、授業で出された課題があればそれをすること。
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8.フィードバック Instructor Feedback |
| 課題提出などについては学期中に指示を出し、そのフィードバックについては講義のなかで解説する。
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9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation |
| 期末試験および課題提出(60%)、出席状況(40%)を基準として評価する。
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10.学習の到達目標 The Main Goals of Course |
| 1.D.A.アーカーのブランド・エクイティ構築の枠組みについての理解を深める。 2.事例を通じて3つのブランド価値を分析する能力を身につける。 3.海外ブランド企業のマーケティング・チャネル構造と管理価格について考察する。
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11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students |
| 教科書は学期中を通じて随時活用していくため、講義時間には持参して下さい。 また、ノートの役割について、本講義では黒板の文字を書き写すだけでなく、書きながら考え、疑問に思ったことをメモする思索のプロセスを大切にして頂きたい。
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