1.サブタイトル Subtitle |
| 貿易取引、グローバル・サプライチェーンの仕組みを学ぶ
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2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy |
| 国際ビジネスの基礎を理解し、英語や情報関連科目を履修することで思考力・判断力を身につけ、今日のグローバル化した情報社会に適応できる人材として、地域社会や企業における有為の存在となる。また、より高度な学修を続けることを目的として4年制大学に編入する際に必要とされる基礎的な知識と技能や思考力を習得するための科目である。
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3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course |
| 最近、自由貿易 vs 保護貿易、貿易赤字、食料自給率約40%(カロリーベース)、外国製品の増加、貿易戦争など貿易に関係することが日常的にニュースになっています。日本は加工貿易国といわれ、昔から輸入や輸出に高く依存していました。それは、工業製品を作るための原材料が少なく、また出来上がった製品を販売する市場の規模も小さかったからです。
国際ビジネス、貿易取引を行うためには、「国際商務」、「貿易実務」が必要となります。貿易取引は国際的な流通で、今、グローバル・サプライチェーンの中に取り込まれていますが、その仕組みは基本的には国内流通と変わりません。しかし、言語や法令、通貨、習慣などが異なった国間の取引であり、また距離的にも離れているケースが多いため、取引相手が見えにくい、手続きが煩雑、各国の「生活の安全」や「経済の安定」が優先される、問題が発生しても解決が難しいなどの違いがあります。
この授業では国際商務を通して貿易取引の仕組み、グローバル・サプライチェーンなどを具体的に学んでいきます。
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4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline |
| 第1回目 イントロダクション 第2回目 国際ビジネス、貿易とは(商流と物流、貿易取引の種類、原産地、付加価値、自由貿易協定など) 第3回目 貿易取引システムとは(輸出手続きのフローチャート、関係するルール、書類の概要など) 第4回目 売主における貿易取引(売買契約(約款、Incotermsなど)、代金決済(信用状決済、送金決済など)) 第5回目 売主における貿易取引(リスクマネジメント(貨物損害保険、貿易保険、為替予約など)) 第6回目 売主における貿易取引(貿易管理(関税関係法令、国内法(他法令)、保税制度など)) 第7回目 売主における貿易取引(物流(国際物流など)) 第8回目 貿易取引システムとは(輸入手続きのフローチャート、関係するルール、書類の概要など) 第9回目 買主における貿易取引(売買契約、代金決済、リスクマネジメント、物流) 第10回目 買主における貿易取引(貿易管理(輸入通関と関税(関税法、関税定率法、関税暫定措置法)の仕組みなど) 第11回目 買主における貿易取引(貿易管理(輸入に関係する国内法(他法令)の仕組みなど)) 第12回目 Incoterms (EXW、FOB、FCA、CIP、CPT、CIF、CFR、DAT、DAP、DDP) 第13回目 貿易取引と物流(グローバル・ロジスティクス、グローバル・サプライチェーン・マネジメント(G-SCM)) 第14回目 貿易取引・G-SCMと当事者(荷主、貿易関係企業(商社、利用運送事業など)) 第15回目 まとめ
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5.利用教科書 Textbook(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
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6.参考書 Reference Book(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
1 | 図解 仕事の流れが一目でわかる! はじめての貿易実務 |
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2 | 図解 貿易実務ハンドブック ベーシック 版 第5版 |
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※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books |
| 教科書は最初の授業で指示します。 必要に応じてプリントを配布します。
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7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class | 時間 |
| 予習:授業最初に配布した資料をよく読んで、質問点などを見つけてください。
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| 復習:受講した内容をもう一度参考書や辞書などを用いて確認してください。
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| その他:提示してある参考書など、貿易、貿易実務に関する本や資料を広く読んでください。
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8.フィードバック Instructor Feedback |
| 小テスト・レポート・感想文など:ポータルに模範解答を示し、教室で解説します。 最終試験:ポータルに模擬解答を示します
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9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation |
| 最終試験(60%)、小テスト・レポート・感想文など(40%) 内容の区切りで、適宜、小テストやレポート作成、感想文作成などを行います。 (遠隔授業になった場合など、小テスト・レポート・感想文などが適切に行えない場合は、最終試験を100%として対応します。) 遅刻、欠席は特段の事情がない限りしないこと。
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10.学習の到達目標 The Main Goals of Course |
| 国際ビジネスを学ぶことで、貿易取引とグローバル・サプライチェーンの関係など理解します。
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11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students |
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