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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2018~社会経済学IIISocio-Economics III
2
前期
火曜日1時限
嶋野 智仁

1.サブタイトル Subtitle

2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
学位授与方針【経済学部】6 授業の目的は、現代社会の抱える諸問題を経済学的な視点から考察し、解決するための専門知識を身につけることである。
また校訓「三実」に基づき、本学経済学部で学ぶ者が持つべき態度のうち、校訓「真実」にのっとり、経済学の基本的な知識を使って社会現象を考える態度や、生活の中で出会う問題について、経済学の知識を手がかりとしてあらたな知見を積極的に求める態度を育むことを目指している。

教育課程編成・実施の方針 2 本科目は、現代的な専門的教養を持ち、社会人として幅広く活躍できる知識を身につけることができる基礎科目群として配置されている。
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
本講義では20世紀後半以降、特に先進国経済で顕著となっているサービス化と金融化という二つの大きな趨勢(流れ)に着目しながら、これらの傾向が一国経済に及ぼしうる影響を平易に解説することを目的としている。経済全体においてサービス業や金融・保険業が果たす役割が増大していくというこうした流れの進展は、経済成長のあり方に様々な側面から重要な影響を及ぼす。これらの極めて現代的な論点を講義の中心に据えることで本講義では、今日の先進国経済のあり方を理解するために必要な視座を提供する。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
第1回 講義の概要
第2回 サービス化の定義
第3回 サービス化と経済成長
第4回 労働生産性という概念 
第5回 労働生産性の変化: 製造業とサービス業における異なり 
第6回 サービス化の影響(1) 雇用への影響
第7回 サービス化の影響(2) 経済成長への影響
第8回 金融化という現象
第9回 金融化:その背景
第10回 金融化と企業(1) 経営目標の変化
第11回 金融化と企業(2) 投資行動の変化
第12回 金融化と企業(3) 所得分配の変化
第13回 金融化と家計 消費への影響
第14回 金融化と経済成長
第15回 まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
日本の企業統治と雇用制度のゆくえ―ハイブリッド組織の可能性
ナカニシヤ出版
宮本光晴
9784779508240
2014
2
日本型資本主義と市場主義の衝突―日・独対アングロサクソン
東洋経済新報社
ロナルド ドーア
9784492222119
2001
3
4
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books

7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
参考書にあげた本などを一読すれば予習になる。また講義中に用いる講義資料を読み返すことが、復習となる。
4.0 時間



4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
講義中に適宜、授業内容の理解を促進するために問題を解いてもらい、解答する予定である。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
毎授業ごとに提出してもらう講義内容の要約(30%)と最終試験(70%)で評価する。
2回目以降の授業で5回以上欠席した場合、単位認定を行わない。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
サービス化や金融化が一国経済に与えうる影響を理解できるようになること。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
毎回出席をとるので、学生証を必ず持参すること。


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