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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2012~憲法II(統治)Constitution II : Political system
4
前期
火曜日3時限
水曜日2時限
妹尾 克敏

1.サブタイトル Subtitle
『近代(市民)憲法』総論の学習と統治機構を中心とした日本国憲法の概括的学習
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
卒業認定・学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
①法律又は政治に関する専門用語を用いて書かれた文章の内容を正確に理解することができる者。
②法律又は政治に関する専門用語を用いて述べられた発言の内容を正確に理解することができる者。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
②法律又は政治に関する専門用語を用いて書かれた文章の内容を正確に理解することができる人材を養成するため、法学部専門科目を配置します。
③法律又は政治に関する専門用語を用いて述べられた発言の内容を正確に理解することができる人材を養成するため、法学部専門科目及び基礎演習科目を配置します。
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
近代市民革命によってもたらされた「憲法」の普遍性と日本国憲法の歴史性を概括的に学習することを本来の目的とするが、高校までの「社会科憲法学」の復習を行いながら、専ら統治機構分野を順番に学習する。
記憶中心の憲法学習の反省を行い、日本国憲法の置かれている現在の政治状況等についても学習しようとするものである。
特に(統治機構)部分については、単元ごとに小テストがあるものと想定しておくこと。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
第1回 イントロダクション
第2回 近代憲法総論(憲法と立憲主義)①ー国家と憲法、憲法の意味ー
第3回 近代憲法総論(憲法と立憲主義)②ー憲法の分類、憲法規範の特質ー
第4回 近代憲法総論(憲法と立憲主義)③ー立憲主義と現代国家ー
第5回 日本憲法史①ー明治憲法の特色ー
第6回 日本憲法史②ー日本国憲法の成立過程ー
第7回 日本憲法史③-日本国憲法成立の法理と日本国憲法の法源ー
第8回 国民主権①―概念と沿革
第9回 国民主権②―「八月革命説」
第10回 国民主権③(小テスト①)
第11回 平和主義①-9条の解釈と判例
第12回 平和主義②―日米安全保障条約と「自衛権」
第13回 統治機構総論①ー立憲主義と権力分立ー
第14回 統治機構総論②ー民主制と代表制ー(小テスト②)
第15回 国会①ー国会の地位ー
第16回 国会②ー国会の組織と活動ー
第17回 国会③ー国会の権能と議院の権能ー
第18回 内閣①-行政権と内閣ー
第19回 内閣②-内閣の組織と権能ー
第20回 内閣③-議院内閣制ー
第21回 裁判所①ー司法権の意味と範囲ー
第22回 裁判所②ー裁判所の組織と権能ー
第23回 裁判所③ー司法権の独立ー(小テスト③)
第24回 財政①-財政民主主義と租税法律主義ー
第25回 財政②-予算と決算ー
第26回 地方自治①-地方自治の本旨ー
第27回 地方自治②-地方公共団体の組織と権能ー
第28回 憲法の保障と変動
第29回 憲法改正
第30回 まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
新・エッセンス憲法
法律文化社
安藤高行編
9784589038265
2017
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
要約憲法判例205
学陽書房
植野妙実子・佐藤信行
9784313311268
2007
2
3
4
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
上記以外のものは、講義開始後、逐次紹介する。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
受講生各自は、日常的に新聞報道等に注意し、日本における憲法状況の把握をしておき、質問等に応えられるようにしておくことが望ましい。
2.0 時間



2.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
半期の間に、「小テスト」を4~5回実施し、その都度事後的に解説を施す
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
最終的には最終試験の結果による。場合によっては、途中、レポートや小テストを課すことがある。評価の基準は、最終試験20%、小テスト70%、それに日常的な受講態度10%を加味する。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
近代市民憲法の歴史性と普遍性と統治機構の基本構造を理解することを当面の目標とするが、日本国憲法の改正が政権担当者自身によって言及されている現状を可能な限り正確に認識できるようにしたい。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
履修の確認は原則として『点呼』による。開講中、一度も履修が確認されなかった者の単位は保障しかねる。30分以上の遅刻者は入室を認めない。


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