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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2005~ジェンダー論Gender Studies
4
通年
木曜日5時限
虎井 まさ衛

1.サブタイトル Subtitle
二つの性別以外の視点からもジェンダーを考える
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
①学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)【人文・社会】
3.社会を構成する諸分野についての社会学の理論的・実践的知識を修得している。
②教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)【人文・社会】
3.社会を構成する諸分野についての社会学の理論的・実践的知識を学ぶために、社会学科目として、地域・国際・環境系科目、メディア・現代社会系科目、福祉・社会問題系科目、共通系科目を配置する。
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
社会的・文化的「性」であるジェンダーが生活の細部に宿るという気付きを始点とし,性の多様性,人間の多様性について考えを拡げる機会を提供する。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
【授業形態:オンライン授業】
全講義はオンライン(オンデマンド。動画配信、資料提供、課題提出)である。                                                               第1回目 イントロダクション~セックスとジェンダー
第2回目 多様な性について
第3回目 性別の習得について
第4回目 性別違和感について
第5回目 1回目から4回目までのリアクションペーパー(以下)リアペの講評
第6回目 1回目から5回目までの質疑応答
第7回目 デートDVについて
第8回目 デートDVについてのDVD視聴
第9回目 LGBTと宗教 
第10回目 仏教、キリスト教と性
第11回目 7回目から10回目までのリアペの講評
第12回目 7回目から11回目までの質疑応答
第13回目 性別の変更 
第14回目 法的性別について
第15回目 性別変更特例法について
第16回目 特例法から外れる当事者について
第17回目 13回目から16回目までのリアペの講評
第18回目 13回目から17回目までの質疑応答
第19回目 講義に関連するコミックの台詞を埋めてみる
第20回目 19回目の答え合わせと解説
第21回目 ジェンダーの祭りとしての結婚
第22回目 カミングアウトについて
第23回目 LGBT、特にTの現状について
第24回目 国内のLGBTの本音座談会のDVD視聴
第25回目 21回目から24回目までのリアペ講評
第26回目 21回目から25回目までの質疑応答
第27回目 日本と欧米の差別の違いについて
第28回目 アメリカのドキュメンタリーのDVD視聴
第29回目 毎年誤解の多い用語や内容について徹底解説 
第30回目 総まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
性同一性障害って何?<増補改訂版>
緑風出版
針間克己他
9784846111014
2011
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
2
3
4
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
何回かに分けて資料をオンライン配布。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
連日の講義の際にとったノートを読み返し、疑問点解消に努める
1.0 時間
シラバス内や、毎回の講義に予告された次回の内容について調べる
1.0 時間
毎回課題の提出をする
2.0 時間

4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
最終試験についての全体的な講評を、一斉メールにて伝える予定である。試験の実施期によって変更はあり得る。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
コメントペーパー50点、最終試験50点。ただしコメントペーパーの提出回数(出席回数)が少なすぎる場合、最終試験を受けても単位にはならない。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
講師は実際に女から男に性転換し,戸籍上も男になった者で,肉体だけではなくジェンダーそのものも移行した特別な視点を提供する。履修した学生には自分のジェンダー観を全点検し、どんな性別に対しても、どのような人々に対しても、平等で建設的な関係を築けるような人間になる準備となる講義にしたい。受講者には「性別に起因する、いかなる差別もしないようにする」を目標とする。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
シラバスの順で講義そのものの内容は確実に進めるが、長くなり過ぎて課題まで課すと気の毒な時は短くするなど、内容がずれていくので了解してほしい。また質問については、毎週の課題の文末に書くこと。特に用語や区別については難解であるようなので、時間を設けて各質問に丁寧に答える。ただ質問数が少なく質疑応答だけでは内容が乏しくなる回などは、虎井とはまた違ったジェンダーを持つ卓越したゲスト講師の動画を提供する。動画は観ずに課題だけ提出する学生はどの大学でもいるけれど、この講義のものはDVDを含めて教育的かつユニーク、普段まず目にしないであろう動画が多いので、観ないと本当にもったいない。


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