検索結果画面へ戻る閉じる

入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2005~英文学研究IStudies in British Literature1
2
前期
月曜日3時限
矢次 綾

1.サブタイトル Subtitle
A Christmas Carol (1843)を読む
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
①学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)【英語英米文学科】4.国内外で、社会人として、国際人として活躍すべく幅広い専門的教養を身につけている。

②教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)【英語英米文学科】3.各専門領域への入門科目及び専門演習
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
『クリスマス・キャロル』(A Christmas Carol)を精読しながら、その背景に何があるのか、作者ディケンズはどのような考えを持った人か、ディケンズにとってクリスマスはどのような意味を持っていたかを吟味する。具体的には、次の①~⑥を行う。

① 映画や絵本、短縮版(例えば、Penguin Readers)でなら知っている A Christmas Carol を精読し、映画や絵本、短縮版と原作とは何が違うのかについて考察する。
② 小説の背景にある、19世紀のイギリスにおける現実とは何かを考察する。
③ 小説中で主人公に時間旅行をさせることによって、ディケンズがどのようなメッセージを読者に送ろうとしたのかについて考察する。
④ ディケンズにとってクリスマスがどのような時期なのかについて、考察する。
⑤ ②③④について意見交換することを通して、大学の授業で小説を読むことと、個人的に小説を読むことと、何がどう違うのかについて考察する。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
第1回 作者Charles Dickensについて
第2回 Stave I前半
第3回 Stave I後半
第4回 Stave II前半
第5回 Stave II後半
第6回Stave III前半
第7回 Stave III後半
第8回 Stave IV前半
第9回 Stave IV後半
第10回 Stave V前半
第11回 Stave V後半
第12回 ディスカッション①――Carolと現実(ヴィクトリア朝社会の現実、ディケンズが直面した現実)
第13回 ディスカッション②――スクルージの時間旅行
第14回 ディスカッション③――どうしてクリスマス
第15回 まとめ

※ 以上の予定に変更が生じる可能性がある。その場合は、授業の中で、または、Google Classroomを通してお知らせする。
※ 発表レジュメの形式や成績評価等については、第1回授業で説明する。
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
A Christmas Carol and Other Christmas Writings
Penguin
Charles Dickens
9780140439052
0000
2
クリスマス・キャロル
新潮文庫
チャールズ・ディケンズ、村岡花子訳
0000000000000
0000
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
ディケンズ鑑賞大事典
南雲堂
西條隆雄他
0000000000000
0000
2
チャールズ・ディケンズ伝
白水社
クレア・トマリン
0000000000000
0000
3
ディケンズの遺産―人間と作品の全体像
原書房
マイケル・スレーター
0000000000000
0000
4
十九世紀ロンドン生活の光と影―リージェンシーからディケンズの時代へ
世界思想社
松村昌家
0000000000000
0000
5
クリスマス・キャロル
春風社
チャールズ・ディケンズ、井原慶一郎訳
0000000000000
0000
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
その他の参考書については授業の中でお知らせする。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
①分担箇所の発表の準備を行うと共に、次回授業の該当箇所に目を通し、解らない箇所については辞書などを用いて下調べを行う。
2.0 時間
②前回授業の該当箇所や自分自身のメモを読み直しながら、発表及び最終レポートの準備を行う。
1.0 時間
③発表及び最終レポートに必要な資料の検索、収集を行う。
1.0 時間

4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
発表及びレポートの採点基準と模範的な発表例及びレポート例、試験の採点基準を事前に示す。レポートや試験採点後の講評(フィードバック)はGoogle Classroomを通して行う予定である。変更する場合は、授業の中で、または、Google Classroomを通してお知らせする。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
① 第2~11回における分担箇所の発表(レジュメを含む)・・・15%
② 第2~11回における発言(質問及びコメント)・・・10%
③ 第12~14回におけるディスカッションでの発表・・・15%
④ 第12~14回におけるディスカッションでの発表に対する質問及びコメント・・・10%
⑤ 試験・・・50%

※ 以上に変更が生じる場合は、その場合は、授業の中で、または、Google Classroomを通してお知らせする。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
① 映画や絵本、短縮版(例えば、Penguin Readers)でなら知っている A Christmas Carol と、原作との違いについて理解する。
② 小説の背景にある、19世紀のイギリスにおける現実について理解する。
③ 小説中で主人公に時間旅行をさせることによって、ディケンズがどのようなメッセージを読者に送ろうとしたのかについて理解する。
④ ディケンズにとってクリスマスがどのような時期なのかについて、理解する。
⑤ ②③④について意見交換することを通して、大学の授業で小説を読むことと、個人的に小説を読むことと、何がどう違うのかについて、自分なりの意見を言うことができる。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
※ 対面授業であっても、資料配布や情報共有などのためにGoogle Classroomを利用する。招待を受け取ったら必ずそれを受け、以後は頻繁に「ストリーム」のチェックを行うこと。

※ やむを得ず欠席する場合は、授業内容はもちろん連絡事項等の確認を各自の責任で行うこと。

※ 欠席、遅刻の時数について各自で管理すること。欠席のカウントの仕方、公認欠席として認めるか否かについては教務課など松山大学の関係部署が定めた基準に従います。就職セミナー等への出席や通院などが欠席/遅刻の理由であっても、以上の関係部署が公認としない場合は、この授業においても公認にはしません。

※ 授業内においても授業外においても、自主性と、周囲に対する思いやりを持つこと。


Copyright(c)2007-2016 Matsuyama University.All rights reserved.