検索結果画面へ戻る閉じる

入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2005~国際政治International Politics
4
後期
金曜日1時限
火曜日5時限
伊藤 信哉

1.サブタイトル Subtitle
現代世界の基本構造と基礎概念
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
①学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)【法】①法律又は政治に関する専門用語を用いて書かれた文章の内容を正確に理解することができる者。②法律又は政治に関する専門用語を用いて述べられた発言の内容を正確に理解することができる者。

②教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)【法】②法律又は政治に関する専門用語を用いて書かれた文章の内容を正確に理解することができる人材を養成するため、法学部専門科目を配置します。③法律又は政治に関する専門用語を用いて述べられた発言の内容を正確に理解することができる人材を養成するため、法学部専門科目及び基礎演習科目を配置します。
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
この講義は、国際政治を理解するうえで必要な諸概念や、基本的な考え方を概説することを目的とします。たとえば「大国」とは何か、国家はどのような原理や原則にしたがって行動しているのか、といった問題を順次とりあげます。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
★この科目は【反転授業】と呼ばれる講義形式で実施します。
 1.学生は、事前に教員が収録した講義ビデオ(90分前後)を、好きな時間に専用ウェブサイトまたはYouTubeで視聴する。
 2.その後、「確認テスト(○X式)」と「課題レポート(800―2000字)」にとりくむ。
 3.課題レポートは、所定の日時までに電子メイルで教員に提出する。
 4.講義当日は、確認テストの答え合せ(ただし点数は成績に反映しない)と解説、講義内容に関する質疑応答、一部の課題レポートについての公開添削をおこなう。
つまり、この講義の中心は「あらかじめビデオを視聴し学習するところ」にあり、講義当日はその補完となります。そのため、ビデオを見ないで講義に出席したところで、まったく授業についていけませんので「予習」を怠らないようにしてください。

講義の内容は、以下の通りです(※状況により、進度が前後する可能性があります)。
第1回 イントロダクション:講義の内容・形式・進め方・成績評価の方法などに関するガイダンス
第2回 第1章 国際政治学概論:国際関係研究の定義と起源・分析の対象と方法
第3回 第2章 西欧国家体系(1):国際社会に関するさまざまなイメージ
第4回 第2章 西欧国家体系(2):ウェストファリア以前の「国際」体制/ウェストファリア体制とその変容
第5回 第2章 西欧国家体系(3):ウェストファリア体制とその変容(続き)
第6回 第3章 国際行為体Ⅰ(1):国際行為体(国際主体)とは/主権国家
第7回 第3章 国際行為体Ⅰ(2):主権国家(続き)
第8回 第3章 国際行為体Ⅰ(3):主権国家(続き)
第9回 第3章 国際行為体Ⅰ(4):主権国家(続き)
第10回 第4章 国際行為体Ⅱ(2):政府間国際機構
第11回 第4章 国際行為体Ⅱ(3):政府間国際機構(続き)
第12回 第4章 国際行為体Ⅱ(4):政府間国際機構(続き)
第13回 第4章 国際行為体Ⅱ(5):政府間国際機構(続き)
第14回 第4章 国際行為体Ⅱ(6):政府間国際機構(続き)
第15回 第4章 国際行為体Ⅱ(7):政府間国際機構(続き)
第16回 第4章 国際行為体Ⅱ(8):政府間国際機構(続き)
第17回 第4章 国際行為体Ⅱ(9):非政府間国際機構/個人
第18回 第5章 国際経済体制(1):自由貿易体制
第19回 第5章 国際経済体制(2):自由貿易体制(続き)
第20回 第5章 国際経済体制(3):国際経済開発問題
第21回 第5章 国際経済体制(4):国際経済開発問題(続き)
第22回 第6章 国際紛争(1):ベトナム戦争・カンボジア内戦
第23回 第6章 国際紛争(2):パレスチナ問題
第24回 第6章 国際紛争(3):パレスチナ問題(続き)/旧ユーゴスラビア紛争
第25回 第7章 国際理論(1):国際理論の定義/基本的性格/諸類型
第26回 第7章 国際理論(2):理想主義/現実主義
第27回 第7章 国際理論(3):現実主義/制度主義(多元主義)
第28回 第7章 国際理論(4):制度主義(多元主義)(続き)/新現実主義
第29回 第7章 国際理論(5):マルクス主義的国際理論
第30回 まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
論理が伝わる 世界標準の「書く技術」
講談社
倉島保美
9784062577939
2012
2
3
4
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
講義は、配布するプリントを中心に進めます。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
①講義のビデオを事前に視聴し、内容を理解したうえで、確認テストと課題レポートに取り組んでください。
3.5 時間
②講義当日の解説を聞いたうえで、判らなかったところなどを自分で調べておいてください。
0.5 時間


4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
確認テストについては、講義当日に正解を発表し、解説を加えます。課題レポートに関しても、代表的なものを選択し、講義のなかで紹介し、その優れている点、改善すべき点について解説します。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
1.オンデマンド講義のあとに課するレポートの提出状況(60%)
2.年度末に課す最終レポートに対する評価(30%)
3.質疑応答への参加姿勢(10%)
の合計100%で評価する。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
この講義では、国際政治について基本的な知識を習得すると同時に、各自が実際の国際政治を観る目を養い、さらにそれを自分の言葉(文章)で説明できるようになることをめざします。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
この科目では、開講後に、皆さんの知識量や理解度を判断しながら、講義内容の疎密および説明の深浅を調節します。したがって上に記された通りのペースで講義が進むとはかぎりません。
なお講義に関する連絡や告知は、ウェブ・ページ(http://sito.jp/)を通じて行います。このページを毎回チェックしていることを前提に講義を進めますので注意してください。そのほかの留意事項は最初の講義(イントロダクション)で説明します。


Copyright(c)2007-2016 Matsuyama University.All rights reserved.