1.サブタイトル Subtitle |
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2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy |
| ①学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)【法】①法律又は政治に関する専門用語を用いて書かれた文章の内容を正確に理解することができる者。②法律又は政治に関する専門用語を用いて述べられた発言の内容を正確に理解することができる者。
②教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)【法】②法律又は政治に関する専門用語を用いて書かれた文章の内容を正確に理解することができる人材を養成するため、法学部専門科目を配置します。③法律又は政治に関する専門用語を用いて述べられた発言の内容を正確に理解することができる人材を養成するため、法学部専門科目及び基礎演習科目を配置します。
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3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course |
| この講義では、明治維新から太平洋戦争後にいたる日本の政治と外交の歴史を概観します。われわれが暮らしている日本社会は、どのように形成されてきたのか。幕末のペリー来航にはじまり、日露戦争や太平洋戦争を経て、戦後にいたるまでの経緯を、国内政治と対外関係という2つの視点から整理することで、これらの問題について考えてゆくことにします。
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4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline |
| ★この科目は【反転授業】と呼ばれる講義形式で実施します。 1.学生は、事前に教員が収録した講義ビデオ(90分前後)を、好きな時間に専用ウェブサイトまたはYouTubeで視聴する。 2.その後、「確認テスト(○X式)」と「課題レポート(800―2000字)」にとりくむ。 3.課題レポートは、所定の日時までに電子メイルで教員に提出する。 4.講義当日は、確認テストの答え合せ(ただし点数は成績に反映しない)と解説、講義内容に関する質疑応答、一部の課題レポートについての公開添削をおこなう。 つまり、この講義の中心は「あらかじめビデオを視聴し学習するところ」にあり、講義当日はその補完となります。そのため、ビデオを見ないで講義に出席したところで、まったく授業についていけませんので「予習」を怠らないようにしてください。
講義の内容は、以下の通りです(※状況により、進度が前後する可能性があります)。 第1回 イントロダクション:講義の内容・形式・進め方・成績評価の方法などに関するガイダンス 第2回 第1章日本政治外交史序説:「国家」と「国民」/「国の歴史」とは何か/外交とは何か/政治外交史を観る上で、とくに注意すべき点 第3回 第2章 ペリー・ショックと幕藩体制の崩潰(1):江戸幕藩体制の特徴 第4回 第2章 ペリー・ショックと幕藩体制の崩潰(2):当時の世界情勢/ペリー艦隊の来航 第5回 第2章 ペリー・ショックと幕藩体制の崩潰(3):不平等条約の締結と徳川政権の終焉 第3章 近代国家の建設・華夷秩序の解体(1):当時の国際情勢 第6回 第3章 近代国家の建設・華夷秩序の解体(2):日本の近代化・中央集権化 第7回 第3章 近代国家の建設・華夷秩序の解体(3):日本の「海外進出」のはじまり/明治立憲体制の成立 第8回 第3章 近代国家の建設・華夷秩序の解体(4):明治立憲体制の成立(続き)/日清戦争 第9回 第3章 近代国家の建設・華夷秩序の解体(5):日清戦争(続き) 第4章 大陸進出・国際舞台への登場(1):義和団事件と日露戦争 第10回 第4章 大陸進出・国際舞台への登場(2):義和団事件と日露戦争(続き) 第11回 第4章 大陸進出・国際舞台への登場(3):「戦後経営」と日米関係の転換 第12回 第4章 大陸進出・国際舞台への登場(4):「戦後経営」と日米関係の転換(続き) 第13回 第4章 大陸進出・国際舞台への登場(5):桂園時代と大正政変 第14回 第4章 大陸進出・国際舞台への登場(6):桂園時代と大正政変(続き) 第15回 第4章 大陸進出・国際舞台への登場(7):辛亥革命と第1次世界大戦の勃発 第5章 世界戦争と「新世界秩序」への対応(1):第1次世界大戦と日本 第16回 第5章 世界戦争と「新世界秩序」への対応(2):第1次世界大戦と日本(続き)/パリ講和会議 第17回 第5章 世界戦争と「新世界秩序」への対応(3):パリ講和会議(続き)/政党内閣の成立 第18回 第5章 世界戦争と「新世界秩序」への対応(4):ワシントン体制 第19回 第6章 国際協調・政党政治の光と闇(1):政党内閣の中絶と再興/1920年代の日米関係 第20回 第6章 国際協調・政党政治の光と闇(2):幣原外交と田中外交 第21回 第7章 満洲事変・支那事変・大東亜戦争(1):動乱の前兆 第22回 第7章 満洲事変・支那事変・大東亜戦争(2):満洲事変 第23回 第7章 満洲事変・支那事変・大東亜戦争(3):満洲事変後の状況/日中戦争(支那事変) 第24回 第7章 満洲事変・支那事変・大東亜戦争(4):日中戦争(支那事変)(続き)/対米英蘭戦争(太平洋戦争)への道 第25回 第7章 満洲事変・支那事変・大東亜戦争(5):対米英蘭戦争への道(続き) 第26回 第7章 満洲事変・支那事変・大東亜戦争(6):対米英蘭戦争への道(続き) 第8章 「敗戦・占領」と「講和・独立」(1):日本の降伏と占領 第27回 第8章 「敗戦・占領」と「講和・独立」(2):日本の降伏と占領(続き)/占領初期の内閣と政党の復活 第28回 第8章 「敗戦・占領」と「講和・独立」(3):占領初期の内閣と政党の復活(続き)/保守連立政権から中道連立政権へ 第29回 第8章 「敗戦・占領」と「講和・独立」(4):冷戦の開始と占領政策の転換/朝鮮戦争とサンフランシスコ条約 第30回 まとめ
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5.利用教科書 Textbook(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
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6.参考書 Reference Book(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
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※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books |
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7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class | 時間 |
| ①講義のビデオを事前に視聴し、内容を理解したうえで、確認テストと課題レポートに取り組んでください。
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| ②講義当日の解説を聞いたうえで、判らなかったところなどを自分で調べておいてください。
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8.フィードバック Instructor Feedback |
| 確認テストについては、講義当日に正解を発表し、解説を加えます。課題レポートに関しても、代表的なものを選択し、講義のなかで紹介し、その優れている点、改善すべき点について解説します。
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9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation |
| 1.毎回のオンデマンド講義のあとに課するレポートの提出状況(60%) 2.年度末に課す最終レポートに対する評価(30%) 3.質疑応答への参加姿勢(10%) の合計100%で評価する。
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10.学習の到達目標 The Main Goals of Course |
| この講義では、近現代の日本の政治外交史に関する基礎知識を習得し、それらに対する考え方について自分の言葉(文章)で説明できるようになることをめざします。
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11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students |
| この科目では、開講後に、皆さんの知識量や理解度を判断しながら、講義内容の疎密および説明の深浅を調節します。したがって上に記された通りのペースで講義が進むとはかぎりません。 なお講義に関する連絡や告知は、ウェブ・ページ(http://sito.jp/)を通じて行います。このページを毎回チェックしていることを前提に講義を進めますので注意してください。そのほかの留意事項は最初の講義(イントロダクション)で説明します。
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