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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2005~メディア論Media Studies
4
前期
火曜日4時限
金曜日5時限
森岡 千穂

1.サブタイトル Subtitle
メディアが創る、社会と個人のリアリティ
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
ディプロマ・ポリシー

1.活力ある市民社会の構築に寄与する自立的市民に必要な能力・姿勢を身につけている。
3.社会を構成する諸分野についての社会学の理論的・実践的知識を修得している。
4.社会において活躍するための基礎的能力や専門的教養を身につけている。

カリキュラム・ポリシー
3.社会を構成する諸分野についての社会学の理論的・実践的知識を学ぶために、社会学科目として、地域・国際・環境系科目、メディア・現代社会系科目、福祉・社会問題系科目、共通系科目を配置する。
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
テーマ:
テレビ・新聞・CM、そしてインターネットなど、私たちは日常的にメディアと接触し、好むと好まざるとその影響を受けています。メディアによって我々の認識は育てられ、時には偏りをもちます。日々伝達される情報を正確に理解し活用していくためには、メディアの効果や、発信者の業界を理解することが不可欠です。さらに、携帯電話を始め、ブログ・TWITTER・ネットゲーム等を通じて、自分の個性や意見を手軽に発信することもできる時代です。
賢いメディア利用者・情報発信者として、現代を生き抜くためのリテラシーを学びましょう。

目的:
メディア効果研究の代表的理論を理解し、それを元に現代のニュース・メディアの諸現象を考察する。
高度情報化社会におけるメディア・リテラシーを身につける。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
【授業形態:オンライン授業】
第1回目 イントロダクション「メディア・リテラシーとは」
第2回目 導入編:CMの効果
第3回目 導入編2:ラジオの効果
第4回目 テレビの効果とメディア史「グーテンベルクの銀河系」
第5回目 マクルーハン・オングの メディア史観の死角
第6回目 メディアがもたらす記憶「メディア・イベント」
第7回目 メディア・リテラシー
第8回目 メディアと集団心理「世論と群衆」
第9回目 ニュースがもたらすリアリティ「世論」
第10回目 日本の新聞の特性
第11回目 ニュースの作られ方とリーク
第12回目 同調がもたらす効果「沈黙の螺旋理論」
第13回目 マスコミ効果研究「アジェンダセッティング」
第14回目 口コミの効果「パーソナル・インフルエンス」
第15回目 都市伝説研究「オルレアンのうわさ」
第16回目 「ニュース社会学」とシニシズム
第17回目 広告の解読「広告記号論」
第18回目 グローバルメディア
第19回目 ネット社会の脆弱性
第20回目 携帯電話の心理学「絶え間なき交信の時代」
第21回目 インターネットと間メディア性
第22回目 SNSの特性と忘れられる権利
第23回目 テレビ映像のもたらす意味「エンコーディング/デコーディング」
第24回目 放送法と視聴率
第25回目 知識格差効果と培養効果
第26回目 著作権法と地上デジタル放送
第27回目 災害報道
第28回目 動画共有サイトとCGC
第29回目 マスコミ効果研究総括
第30回目 まとめ

上記の授業計画に基づき、教科書を利用しながら授業を行うので、受講者は関連部分を読み、自己学習(予習・復習)をすること。毎回授業課題を出し、自らの考察をもとに記述回答を行う。
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
社会学ベーシックス〈6〉 メディア・情報・消費社会
世界思想社
井上俊・伊藤公雄
9784790714439
2009
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
コミュニケーションと社会心理
誠信書房
船津衛
4779300444
2006
2
メディアと人間の発達
学文社
坂元章 編
4762012629
2003
3
4
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
必要に応じてプリントを配布する。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
予習:教科書の関係箇所をあらかじめ通読しておくこと
2.0 時間
復習:プリント中心に見返し、教科書の細部を読み込んだり、用語の理解をふかめること
2.0 時間


4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
各回マークシートと記述による講義課題を行い、優秀な回答については次の授業の冒頭で紹介する。
自分なりの記述を回答し、さらに他の学生の記述内容を知ることにより、得た知識を実践的アイディアとして使うための訓練となる。
期末試験については、試験終了後に全体向けにフィードバックを行う。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
授業課題(50%)・期末試験(50%)を総合して評価します。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
メディア研究における代表的な理論・学説を学ぶことが出来る。
企業体としてのメディアを理解した上で正しく情報を見極める、メディアリテラシーを身につけることができる。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
初回ガイダンスで留意事項を説明するので、受講予定者は出席するように。
授業内容について質問がある場合は、事前にメールにより、オフィスアワーにアポイントをとること。


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