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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2005~社会統計学Social Statistics
4
前期
月曜日2時限
金曜日2時限
永野 武

1.サブタイトル Subtitle
社会学初学者のための統計学入門
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
①学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)【人文・社会】2.社会学の理論枠組みについての基本的知識ならびに社会調査の基本的知識と基礎的技能を修得している。
②教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)【人文・社会】社会理論及び社会調査、社会調査系科目
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
社会調査の過程では統計学的な知識が必要となる段階がある。本講義では、初学者を対象に、社会学の道具としての社会調査に必須な統計学的な基礎知識を解説していく。これらの知識と手法を習得することを目的とする。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
第1回目 イントロダクション
第2回目 データと変数(その1)データの構成要素
第3回目 データと変数(その2)変数の性質
第4回目 分布を読む(その1)質的変数の特徴
第5回目 分布を読む(その2)量的変数の特徴:中心
第6回目 分布を読む(その3)量的変数の特徴:ばらつき
第7回目 関連を測定する(その1)質的変数間の関連
第8回目 関連を測定する(その2)量的変数間の関連
第9回目 相関関係と因果関係(その1)相関関係と因果関係の違い
第10回目 相関関係と因果関係(その2)因果関係の判断基準
第11回目 3つの変数を分析する(その1)疑似相関
第12回目 3つの変数を分析する(その2)媒介関係
第13回目 3つの変数を分析する(その3)交互作用効果
第14回目 データはどう収集されるか
第15回目 確率で考える
第16回目 確率変数とその分布(その1)確率変数の考え方
第17回目 確率変数とその分布(その2)正規分布
第18回目 推測統計学の基礎と統計的推定(その1)母集団と標本の関係
第19回目 推測統計学の基礎と統計的推定(その2)区間推定
第20回目 統計的検定の考え方(その1)統計的検定の意義
第21回目 統計的検定の考え方(その2)統計的検定の手順
第22回目 クロス集計表の統計的検定(その1)クロス表の独立とカイ二乗値
第23回目 クロス集計表の統計的検定(その2)カイ二乗検定
第24回目 平均の差の統計的検定(その1)t検定
第25回目 平均の差の統計的検定(その2)分散分析
第26回目 回帰分析(その1)単回帰
第27回目 回帰分析(その2)重回帰
第28回目 計量モデルの意味
第29回目 社会における統計
第30回目 まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
社会調査のための統計学
技術評論社
神林博史・三輪哲
9784774146805
2011
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
2
3
4
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books

7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
①次回の授業内容を確認し、教科書該当箇所を通読したうえで、例題等は必ず自力で計算しておくこと
2.0 時間
②授業後に教科書、配布資料、ノートを見ながら内容を復習し、授業で出された課題をすること
2.0 時間


4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
2回の演習課題については、採点しコピーを返却する。期末試験については、試験後に模範解答を配布する。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
(1)演習課題(30%)、(2)最終試験(70%)で評価する。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
統計学を「おもしろいもの、自分でも活用できるもの」として認識できるようになること。社会調査に必要な基礎的な統計学の知識を活用できるようになること。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
社会調査士資格認定希望者にとっては必須科目である。極力1年次で履修すること。
授業内容に関する質問は、授業中、授業前後、オフィスアワーで受けつける。原則として、次回以降の授業において質問への回答を行う。


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