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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2002~中国経済論Chinese Economy
2
前期
月曜日1時限
小林 拓磨

1.サブタイトル Subtitle
中国の経済成長とそれに伴う問題について学ぶ。
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
①学位授与⽅針(ディプロマ・ポリシー)【経済】6. 現代社会の抱える諸問題を経済学的な視点から考察し、専⾨的に解決策を考えることができる。
②教育課程編成・実施⽅針(カリキュラム・ポリシー)【経済】専⾨応⽤科⽬群、国際系統
③校訓「三実」に基づく態度 
 1a)経済学の基本的な知識を使って、社会現象を考える態度
 1b)生活の中で出会う問題について、経済学の知識を手がかりとして、あらたな知見を積極的に求める態度
を身につけることができる。
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
経済学の基本的な知識を使って、社会現象を考える態度を⾝につける。
 改革開放以降、中国は驚異的な経済成長を遂げ、2010年にはアメリカに次いで世界第二位の国内総生産を誇るようになった。しかし、それに伴ってさまざまな問題も生じている。また、経済成長の減速は顕著となり、要素投入型の経済成長は限界に近付いている。そこで中国では投資・輸出主導型から消費主導型への経済成長パターンの転換が重要な課題となっている。ノーベル経済学賞を受賞したジョセフ・スティグリッツ教授は、21世紀における人類の発展のカギとなる要素として、米国のイノベーションのほかに中国の都市化を挙げており、中国の今後の行方は世界的にも注目されている。
 この授業では中国経済の長期にわたる成長、現在抱えている問題をさまざまな面から分析する。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
第1回 イントロダクション
第2回 中華人民共和国建国以降の中国① 計画経済期
第3回 中華人民共和国建国以降の中国② 改革開放後
第4回 経済成長パターン
第5回 農業・農村・農民(三農)問題
第6回 地域発展戦略と産業・人口の集積
第7回 イノベーション
第8回 経済システム
第9回 国有と民有が並存する混合体制
第10回 競争する地方政府と官僚
第11回 生産能力過剰とゾンビ企業
第12回 世界最大の資本大国の金融システム
第13回 貧困,失業および所得格差
第14回 対外経済関係
第15回 まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
現代中国経済論
ミネルヴァ書房
梶谷懐・藤井大輔
9784623082247
2018
2
中国経済講義
中公新書
梶谷懐
9784121025067
2018
3
中国経済学入門
名古屋大学出版会
加藤弘之
9784815808341
2016
4
中国経済入門
日本評論社
南亮進・牧野文夫
9784535558663
2016
5
開発経済学入門
新世社
戸堂康之
9784883842315
2015
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
上記の文献の他に、参考資料を紹介することもあります。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
予習:中国経済に関するニュースや新聞記事に目を通すこと。
1.0 時間
復習:毎回、テキストや資料の再確認を心がけること。
2.5 時間
課題レポート:レポートを2回出す。
0.5 時間

4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
提出していただいたレポートについては次の授業時にコメントします。また、提出していただいた質問表の内容は授業時に紹介させていただくことがあります。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
期末試験80%、レポート10%、平常点10%で評価します。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
中国経済の長期にわたる成長、現在抱えている問題をさまざまな側面から理解する。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
近年、中国経済に関する本がたくさん出版されています。図書館で一度手に取ってみましょう。


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