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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2002~数学IMathematics I
2
前期
月曜日2時限
富川 祥宗

1.サブタイトル Subtitle
初等整数論
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
学位授与の方針(共通科目):(1)幅広い分野の叡智を学び、深い教養を身に着ける。
教育課程の方針(共通科目):大学生として必要な、基礎的な教養の習得を目指す。また、主体性を持って公正かつ分析的に真理を探究しようとする学問的態度を養う。
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
数論は数を扱う数学の分野である。難しい数式などを使わずに解ける問題もあり、比較的なじみやすい話題も多い。
しかし、数論は範囲が広く、奥も深い。個々の事柄の難易度にも大きな差があるため、この授業では初等整数論の基礎的なことを中心に、いくつかの話題について学ぶ。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
【授業形態:オンライン授業】
第1回目 数の色々な分類
第2回目 ピタゴラス数(1) (ピタゴラス数とは)
第3回目 ピタゴラス数(2) (ピタゴラス数の求め方)
第4回目 ユークリッドの互除法
第5回目 素数
第6回目 合同式
第7回目 オイラーの公式
第8回目 フィボナッチ数列
第9回目 連分数
第10回目 ガウス整数
第11回目 フェルマーの最終定理について
第12回目 暗号
第13回目 ペアノの公理(1) (公理について)
第14回目 ペアノの公理(2) ("1+1=2の証明"とは)
第15回目 まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
はじめての数論 原著第3版
丸善出版
ジョセフ・H・シルヴァーマン
9784621066201
2014
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
復刊 整数論入門
共立出版
И.M. ヴィノグラードフ
9784320019171
2010
2
数論への招待
丸善出版
加藤和也
9784621065198
2012
3
数の体系 解析の基礎
丸善出版
E. ランダウ
9784621087138
2014
4
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
必要があれば、適宜、プリントを配ります。

教科書は必ずしも購入する必要はありません。購入するはどうかは、下の「その他留意事項について」を読み、各自で判断してください。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
教科書(インターネットなどでも可)の、次回の授業科目に関する部分に目を通し、内容を確認すること
0.5 時間
教科書や授業ノート等を用いて、授業内容を復習し、学んだことを理解すること
1.5 時間
教科書等の関連した演習問題を解き、学んだ内容の理解を深めること
3.0 時間

5.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
希望者には採点しコメントを付した期末試験の解答のコピーを返却する。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
期末試験 9割 + レポート課題 1割 を基準に、総合的に判断します。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
ユークリッドの互除法が分かる。簡単な合同式の計算ができる。合同式を適切に使うことができる。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
教科書は、ピアソン・エデュケーションより出版された同名のものでも可。
第13、14回目は、参考書の3番目に挙げた本の内容ですが、この本を購入する必要はありません。

授業時間の関係で、授業で扱うのは教科書の一部の話題のみです。授業では教科書がなくても理解できるように配慮をするつもりですが、授業の復習や試験勉強のために演習問題を解きたい場合は教科書や、参考書の1番目に挙げた本(教科書より難解であるが、おすすめ)などがあると便利です。

教科書は、数学が好きだとか、整数論に興味があるという人にとっては、高校1年生までの数学+α程度の知識があれば自学できるようにも書かれていますので、授業で触れなかった話題に関しては、各自で自主的に学ぶことをおすすめします。


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