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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2002~社会科学概論IIIntroduction to Social Science II
2
後期
金曜日5時限
渡邊 孝次

1.サブタイトル Subtitle
現代ヨーロッパとイスラーム問題――学生参加版
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
●ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
①幅広い分野の叡智を学び、深い教養を身につける。
②異なる価値観や文化を理解し尊重する姿勢を身につける。
③自分の意見を論理的に表現する能力を身につける。
●カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
②激しく変貌する社会を見据えながらも、主体性を持って、公正かつ分析的に真理を探究しようとする学問的態度を育てる。
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
ヨーロッパにおける移民問題を、ドイツ、オランダ、フランスを例として理解する。国によって考え方や対応がかなり違うことを理解する。
教科書を的確に要約し、前に立って報告することを通してプレゼン力を身につける。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
第1回・・・ガイダンス、打ち合わせ
第2回・・・ヨーロッパとイスラーム、序章、講師解説
第3回・・・ドイツ1:ドイツのトルコ人街(以下学生報告)
第4回・・;・ドイツ2:移民とドイツ
第5回・・・ドイツ3:移民への態度1
第6回・・・ドイツ4:移民への態度2
第7回・・・オランダ1:世界都市アムステルダム  
第8回・・・オランダ2:寛容とは何か
第9回・・・オランダ3:寛容とムスリム
第10回・・・フランス1:「郊外」問題
第11回・・・フランス2:フランスのスカーフ問題
第12回・・・フランス3:キリスト教対イスラーム教ではない
第13回・・・欧州全体1:誤解されるジハード
第14回・・・欧州全体2:ヨーロッパの誤認
第15回・・・まとめ、アンケート等

履修人数にもよるが、毎回2グループずつ報告してもらう予定。
報告グループは、審査のために、報告の前に原稿を講師に提出し添削を受ける必要がある。
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
ヨーロッパとイスラーム
岩波新書
内藤 正典
4004309050
2004
2
社会科学概論 教材集(第3版)
松山大学生協
講師作成
0000000000
2015
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
となりのイスラム
ミシマ社
内藤 正典
9784903908786
2016
2
イスラームとの講和
講談社新書
内藤 正典
9784087208252
2016
3
日本人に知ってほしいイスラムのこと
祥伝社新書
フィフィ
9784396115401
2018
4
イスラム化するヨーロッパ
新潮社
三井 美奈
9784106106491
2015
5
イスラームからヨーロッパをみる
岩波新書
内藤 正典
9784004318392
2020
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books

7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
報告前には、教科書の要約すべき箇所を熟読し、教科書を写さないよう気をつけながら所定の分量にまとめる。
2.0 時間
報告者以外は、その回に進む範囲をよく読み、できれば質問事項を考える。
1.0 時間
口頭テストの模範解答をチェックし、間違いに関しては理解不足を反省し、次から間違えないようにする。
1.0 時間

4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
1)報告レジュメを事前に添削する。報告の2日前までに講師に提出すれば、翌日に添削して返す。この審査に合格してなければ、報告できない。
2)毎回口頭で出すテストの答えを、授業後にホームページで公開する。
3)報告者に対しては、A(40点)かB(25点)かを報告終了時に伝える。
4)ホームページ上で、小テストの得点を知らせる。
5)自発質問を、授業の終わりに質問用紙で提出してもらう。次の回にそれを読み上げて答え、同時に質問の点数(最高3点から1点の間)も伝える。質問で得た得点も、HPで知らせる。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
1)報告しない学生は単位を取ることができない(ただし、履修者が非常に多い場合は別とする)。また報告するためには、事前審査に通ることが条件である。
2)毎回、その回の理解を問う質問を講師が口頭で2つ出す。これは、2点×2=4点満点の小テストである。14回分で56点満点になる。それと、報告の点数(無難なら40点、今ひとつの場合は25点)の合計で成績をつける。口頭試験の得点はホームページ上の得点表で公表する。その際、秘密保持のため、本人しか知らないコードを用いる。
3)その回の内容について、自発質問を募る。授業の終わりに質問票を提出する。次の回に、それへの答えと質問の得点を告げる。
4)ガイダンスの日を含めて、欠席回数が6回になったら不合格とする(学則の規定による)。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
移民に対するドイツ、オランダ、フランスの対応の違いを具体的に説明できる。
テキストを適切に要約し、人前で発表することができる。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
報告に用いる要約では、教科書を写してはならない。写した要約は添削で却下する。
報告日に病気や事故等のやむをえない事情が生じた場合は、必ず「事前に」講師に連絡すること。無断で報告を休むと、その場で不合格とする。

※この科目は、旧カリキュラム「社会科学概論Ⅱ」の後継科目である。

2020年の成績分布は次のようだった。
S:31、A:26、B:17、C:11、×:6%

詳しくは次を参照。
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~kwatanab/G-II/G2-20/G2-20.html


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