1.サブタイトル Subtitle |
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2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy |
| ●ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針) ①幅広い分野の叡智を学び、深い教養を身につける。 ②異なる価値観や文化を理解し尊重する姿勢を身につける。 ③自分の意見を論理的に表現する能力を身につける。 ●カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針) ②激しく変貌する社会を見据えながらも、主体性を持って、公正かつ分析的に真理を探究しようとする学問的態度を育てる。
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3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course |
| ヨーロッパにおける移民問題を、ドイツ、オランダ、フランスを例として理解する。国によって考え方や対応がかなり違うことを理解する。 教科書を的確に要約し、前に立って報告することを通してプレゼン力を身につける。
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4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline |
| 第1回・・・ガイダンス、打ち合わせ 第2回・・・ヨーロッパとイスラーム、序章、講師解説 第3回・・・ドイツ1:ドイツのトルコ人街(以下学生報告) 第4回・・;・ドイツ2:移民とドイツ 第5回・・・ドイツ3:移民への態度1 第6回・・・ドイツ4:移民への態度2 第7回・・・オランダ1:世界都市アムステルダム 第8回・・・オランダ2:寛容とは何か 第9回・・・オランダ3:寛容とムスリム 第10回・・・フランス1:「郊外」問題 第11回・・・フランス2:フランスのスカーフ問題 第12回・・・フランス3:キリスト教対イスラーム教ではない 第13回・・・欧州全体1:誤解されるジハード 第14回・・・欧州全体2:ヨーロッパの誤認 第15回・・・まとめ、アンケート等
履修人数にもよるが、毎回2グループずつ報告してもらう予定。 報告グループは、審査のために、報告の前に原稿を講師に提出し添削を受ける必要がある。
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5.利用教科書 Textbook(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
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6.参考書 Reference Book(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
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4 | | | | | |
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※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books |
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7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class | 時間 |
| 報告前には、教科書の要約すべき箇所を熟読し、教科書を写さないよう気をつけながら所定の分量にまとめる。
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| 報告者以外は、その回に進む範囲をよく読み、できれば質問事項を考える。
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| 口頭テストの模範解答をチェックし、間違いに関しては理解不足を反省し、次から間違えないようにする。
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8.フィードバック Instructor Feedback |
| 1)報告レジュメを事前に添削する。報告の2日前までに講師に提出すれば、翌日に添削して返す。この審査に合格してなければ、報告できない。 2)毎回口頭で出すテストの答えを、授業後にホームページで公開する。 3)報告者に対しては、A(40点)かB(25点)かを報告終了時に伝える。 4)ホームページ上で、小テストの得点を知らせる。 5)自発質問を、授業の終わりに質問用紙で提出してもらう。次の回にそれを読み上げて答え、同時に質問の点数(最高3点から1点の間)も伝える。質問で得た得点も、HPで知らせる。
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9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation |
| 1)報告しない学生は単位を取ることができない(ただし、履修者が非常に多い場合は別とする)。また報告するためには、事前審査に通ることが条件である。 2)毎回、その回の理解を問う質問を講師が口頭で2つ出す。これは、2点×2=4点満点の小テストである。14回分で56点満点になる。それと、報告の点数(無難なら40点、今ひとつの場合は25点)の合計で成績をつける。口頭試験の得点はホームページ上の得点表で公表する。その際、秘密保持のため、本人しか知らないコードを用いる。 3)その回の内容について、自発質問を募る。授業の終わりに質問票を提出する。次の回に、それへの答えと質問の得点を告げる。 4)ガイダンスの日を含めて、欠席回数が6回になったら不合格とする(学則の規定による)。
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10.学習の到達目標 The Main Goals of Course |
| 移民に対するドイツ、オランダ、フランスの対応の違いを具体的に説明できる。 テキストを適切に要約し、人前で発表することができる。
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11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students |
| 報告に用いる要約では、教科書を写してはならない。写した要約は添削で却下する。 報告日に病気や事故等のやむをえない事情が生じた場合は、必ず「事前に」講師に連絡すること。無断で報告を休むと、その場で不合格とする。
※この科目は、旧カリキュラム「社会科学概論Ⅱ」の後継科目である。
2020年の成績分布は次のようだった。 S:31、A:26、B:17、C:11、×:6%
詳しくは次を参照。 http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~kwatanab/G-II/G2-20/G2-20.html
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