1.サブタイトル Subtitle |
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2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy |
| ●ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針) ①幅広い分野の叡智を学び、深い教養を身につける。 ②異なる価値観や文化を理解し尊重する姿勢を身につける。 ●カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針) ②激しく変貌する社会を見据えながら、主体性を持って、公正かつ分析的に真理を探究しようとする学問的態度を身につける。
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3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course |
| 今日のヨーロッパ社会を理解するために、ドイツにおけるトルコ人移民を取り上げて考える。次のことを目指す。 ①移民問題とは何か、なぜ生じたか、今後どうなるか、などを理解する。 ②生き方や価値観におけるドイツ人とトルコ人の違いを、具体的に理解する。また感じ方、考え方において、日本人はトルコ人に近いことを理解する。 ③近代ヨーロッパが打ち立てた価値観が普遍的であるかを、トルコ系移民の目を通して考え直す。
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4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline |
| 第1回・・・イントロダクション 第2回・・・ベルリンの壁建設まで(~1961) 第3回・・・第1次オイルショックまで(~1973)1:石油危機とは何か? 第4回・・・同2:移民政策にどう影響したか? 第5回・・・オイルショック期(1974) 第6回・・・第2次オイルショックまで(~1979) 第7回・・・80年代に排斥傾向が強まった 第8回・・・同2:民間に広まった排斥ムードの特徴 第9回・・・統一後のドイツ(90年代)1:旧東ドイツ問題 第10回・・・同2:EUと東欧諸国 第11回・・・21世紀の状況1:出生地主義に転換 第12回・・・同2:血統主義の抱える問題点 第13回・・・補論:難民問題、異文化共存の困難 第14回・・・ビデオ:NHKのドキュメント「ヨーロッパ・ピクニック計画」(小テスト)1:問5まで 第15回・・・同2:残り
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5.利用教科書 Textbook(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
1 | | | | | |
2 | | | | | |
6.参考書 Reference Book(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
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2 | | | | | |
3 | | | | | |
4 | | | | | |
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※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books |
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7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class | 時間 |
| 講義前に、教科書のうちのその回の範囲を予習として読んでおく
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| 8回ある小テストに備えて、前回の講義内容についてのノートを読んで頭に入れておく。
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| 小テストの後は、HPで模範解答を確認し、疑問がないかをチェックする。
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8.フィードバック Instructor Feedback |
| 小テストの点数を、ホームページ上で公開する。ただし、受講者をコード化しているので、どれが誰の欄かは本人しか知らない。小テストの合計点も公開しており、最終成績も確認できる。さらに、小テストの模範解答もホームページ上で公開する。
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9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation |
| 講義の理解を確認するために、8回小テストをする。その合計点で成績をつける。 小テストに追試験はない。欠席すると点を取り損なう。学期末の試験はしない。
点数以外に、次のハードルがある。ひっかかると不合格となるので注意! ①6回以上の欠席が明らかであること(学則で不合格と定められている)。 ②基礎知識を問う5回目までの小テストのうち「3回以上」休んだ。
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10.学習の到達目標 The Main Goals of Course |
| ドイツに自分が住んだらと想像し、次のことをできるようにする。 ①ドイツ人の言い分、トルコ人の言い分、の双方を理解することができる。 ②常にドイツ人の言い分が正しいと考える癖を改める。 ③言い負かされないで、おかしいと思うことには反論することができる。
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11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students |
| 出席して講義をよく聞くことが大事である。小テストは講義中におこなうので、欠席すると点を取れない。 小テスト実施後すぐに採点し、各人の点数をホームページ上で知らせる。点数の総計と成績もホームページ上で知らせる。 それに先立ち、各人にコードを知らせる。本人しか知らないので、どれが誰の欄なのかも本人しか知らない。
※この科目は、旧カリキュラム「社会科学概論Ⅰ」の後継科目である。ベルリンの壁建設やその崩壊、さらに2回の石油危機など、戦後社会の節目となった事件について解説しているので社会科学の「概論」としていたが、新カリキュラムでは場所に注目してこの名称にした。
2020年の成績分布は次のようだった。 S:0、A:14、B:34、C:25、D:19%
詳しく知りたい人は、次のサイトを参照。 http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~kwatanab/G-I/G1-20/G1-20.html
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