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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2000~演習第一 (8)SeminarⅠ
4
通年
水曜日4時限
川口 仁志

1.サブタイトル Subtitle
消費社会と心理から〈子ども〉を考える
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
【思考力】企業活動に伴う諸事象について論理的に考えることができる
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
テーマは〈子ども〉です。〈子ども〉の文化や〈子育て〉環境の問題について学んだり、経営学の視点も取り入れながら〈子ども〉に関連する商品の販売戦略などについて学んだりします。1年間を通して〈子ども〉とそれを取り巻く環境についての理解をめざします。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
最初は、指定したテキストの輪読形式でおこないます。また、グループ単位でテーマを決めて、〈子ども〉をめぐるさまざまな問題について調べるという課題もあります。〈子ども〉や〈子育て〉に関することで、大学生として地域を支援できるプロジェクトにも関われればとも考えています。活発な議論を期待しています。
 授業の流れは以下のようなものになります。
第1回目 イントロダクション 授業の目的・内容・方法等の説明
第2回目 教科書を読むにあたって
第3回目 教科書の輪読(1)よいレジュメとは
第4回目 教科書の輪読(2)よい発表とは
第5回目 教科書の輪読(3)メモをとる
第6回目 教科書の輪読(4)質問項目を整理する
第7回目 教科書の輪読(5)意見を整理する 
第8回目 発表と討議(1)テーマを設定する
第9回目 発表と討議(2)文献を探索する
第10回目 発表と討議(3)文献を活用する
第11回目 発表と討議(4)発表内容をまとめる
第12回目 児童厚生施設との交流(近隣の施設を訪問する)
第13回目 発表と討議(5)レジュメを作成する
第14回目 発表と討議(6)発表方法を工夫する
第15回目 ゼミの上級生との交流
第16回目 図書館資料の利用方法
第17回目 資料を検索するにあたって
第18回目 各グループの発表と討議(1)テーマを設定する
第19回目 各グループの発表と討議(2)構成を検討する
第20回目 各グループの発表と討議(3)資料を探索する
第21回目 各グループの発表と討議(4)資料を活用する
第22回目 児童厚生施設との交流(施設を訪問する)
第23回目 各グループの発表と討議(5)発表内容をまとめる
第24回目 各グループの発表と討議(6)発表方法を工夫する
第25回目 各グループの発表と討議(7)質問項目を整理する 
第26回目 各グループの発表と討議(8)意見を整理する
第27回目 上級生との交流
第28回目 就職活動のためのガイダンス
第29回目 レポート作成指導
第30回目 まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
消費社会と子どもの文化(改訂版)
学文社
永井聖二(編)、加藤理(編)
9784762025433
2015
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
マシュマロ・テスト―成功する子・しない子
早川書房
ウォルター・ミシェル(著)、柴田裕之(翻訳)
9784623079186
2017
2
幼児教育の経済学
東洋経済新報社
ジェームズ・J・ヘックマン(著)、古草秀子(翻訳)
9784492314630
2015
3
入門・子ども社会学 子どもと社会・子どもと文化
ミネルヴァ書房
南本長穂、山田浩之(編著)
9784623071500
2015
4
成功する子 失敗する子――何が「その後の人生」を決めるのか
英治出版
ポール・タフ(著)、高山真由美(翻訳)
9784862761668
2013
5
私たちは子どもに何ができるのか―非認知能力を育み、格差に挑む
英治出版
ポール・タフ(著)、高山真由美(翻訳)
9784862762467
2017
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books

7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
あらかじめ教科書を読んでおくことや、教科書以外の参考文献として図書・論文・記事などを収集して読みこむこと、レジュメの準備をすることも要求されます。
2.0 時間
グループごとに集まり、発表の準備などのために、かなりの時間とエネルギーを割く必要が生じることも、覚悟しておいてください。積極的に自主ゼミがおこなわれることを期待しています。
1.0 時間
授業中に配布された資料を見なおして、学習内容を確認してください。
1.0 時間

4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
発表のなかで確認できた消費社会の特質や、現代の子ども文化の抱える諸課題について、授業時間のなかで解説します。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
出席をして積極的に議論や発表に取り組んでいるかどうか(40%)、グループで協力しながら課題に取り組んでいるかどうか(30%)、調べたことを自分の言葉でレジュメや資料や文章にまとめ、わかりやすく発表することができるかどうか(30%)、の3点で評価します。活発な議論を期待しています。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
(1)消費社会における〈子ども〉をめぐる諸問題について多角的に理解できる。
(2)〈子ども〉を取り巻く環境について、洞察を深める。
(3)子育てやその支援のあり方について、考えを深める。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
欠席しなければならないときは、事前にメールで届けるようにしてください。事由不明の欠席や遅刻については、厳しく評価します。
大学キャンパスを離れての調査活動や地域貢献活動、ゼミ合宿やゼミ旅行のような行事を実施する予定です。授業時間における施設訪問については、状況により日程を変更することがあります。


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