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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
1994~日本語3Japanese as a Second Language 3
1
後期
月曜日5時限
林 智子

1.サブタイトル Subtitle
外国人留学生のための読む力の育成
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
①学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)【全学共通科目】心身の健康を土台とし、深い教養を身につけ、国際的な広い視野を培う。
②教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)【全学共通科目】言語文化科目、言語文化基礎科目
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
前期日本語1で培った大学生としての学ぶ姿勢を基礎に、この授業では特に、さまざまなタイプの文章を読む力を育成する。目的に応じた読み方を身につける。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
第1回目  イントロダクション スキャニング(情報取り)
第2回目  スキャニング (1)導入①言語の役割
第3回目  スキャニング(2)発展②イルカと超音波 
第4回目  スキミング(大意とり) 要約③地図の分類
第5回目  スキミング(1)導入④睡眠時間 
第6回目  スキミング(2)発展⑤日時計
第7回目  スキャニングとスキミングの技術を同時に使う(1)導入⑥研究者の二つのタイプ
第8回目  スキャニングとスキミングの技術を同時に使う(2)発展⑦地球温暖化
第9回目  スキャニングとスキミングの技術を同時に使う(3)論説文⑧風呂の戸
第10回目  スキャニングとスキミングの技術を同時に使う(4)新聞記事⑨手で数を表す
第11回目  スキャニングとスキミングの技術を同時に使う(5)新聞記事⑩お茶はどのように伝わったか
第12回目  スキャニングとスキミングの技術を同時に使う(6)ショートショート⑪タとハタケ
第13回目  新聞読解 ディベート⑫カラスの自動車利用行動
第14回目  まとめ  
第15回目  フィードバック ジグソー・リーディング
毎回5W1Hを意識したニュースを紹介し、それに対する自分の意見を発表する。時間を測って、時間内に必要な情報を探す、全体の意味をつかむなどするトレーニングを行う。また、毎回テーマのある文を読み、文の構造、中心文の把握などを通して、要約力を養う。
実践型の授業なので、積極的な参加を期待する。毎回担当者を決めて、ニュースの紹介、自分の意見を言う。他の人のニュース紹介に対しては、質問または感想を言う。語彙・表現を増やす必要があるので、前の授業で習った漢字・表現などの小テストを実施する。また、読解問題の宿題を毎回出すので必ず期限までに提出すること。学習者のレベルにより、内容・進度は変更の可能性がある。
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
改訂版大学・大学院留学生の日本語①読解編
アルク
アカデミックジャパニーズ研究会
9784757426313
2015
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
中・上級者のための速読の日本語第2版
The Japan Times
岡まゆみ
9784789015189
2013
2
ニュースで増やす上級への語彙・表現
アルク
木山三佳
9784757413306
2007
3
留学生のためのストラテジーで学ぶ文章の読み方
スリーエーネットワーク
一橋大学留学生センター
9784883193691
2005
4
中上級学習者のための日本語読解ワークブック
アルク
目黒真実
9784757416222
2009
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
指定教科書の他、補助資料を配布する。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
予習:発表したいニュースを探し、スピーチの準備をする(スピーチ担当者)読解本文を読んでおく
0.5 時間
復習:読解で出てきた漢字の読みを覚える、課題をする
0.5 時間


1.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
毎回の小テストは、採点し正解を示しコピーを返却する。ニュース発表は録音し、授業中にコメントを述べる。最終発表は、コメント表を配布する。コメント表は、構成、内容、日本語の正確さ、発音、今後の注意点などを記述する。読解は音読後、内容理解問題に答える。その後解説する。最終試験は、14回目に実施、最終回に解説する。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
最終試験40%、課題の提出20%、小テスト20%、スピーチ・参加態度 20%の総合評価判定する。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
日本語で書いた文章につき、そのタイプに応じた読み方ができるようになる。またそのもととなる漢字・表現等が理解できるようになる。背景知識が獲得できる。論説文における各段落の中心文を見つけ、要約が的確にできるようになる。ニュースを紹介し、それについて自分の意見を理由をつけて述べることを通して書き言葉とスピーチの文体の違いを理解し、場面に応じて使えるようになる。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
テレビなどでニュース等を積極的に視聴し、日本語での背景知識を増やすよう努力してください。日ごろからできるだけ多くの読み物に接するようにしてください。


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