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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2015~経営教育コース特殊講義 次世代育成支援論Special Topics of Management Education course:Promoting the Sound Growth of the Next Generation
4
通年
火曜日5時限
川口 仁志

1.サブタイトル Subtitle
日本と世界における次世代育成支援を考える
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
【知識・理解】企業活動を理解・説明するための専門知識を身につけることができる
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
子どもたちの成長を地域で支援し、子育てを援助する仕組みとして、日本には児童館や児童発達支援センターなどのような児童福祉施設や、放課後児童健全育成事業などの事業があります。また、地域にはさまざまな形で次世代の健全育成を支援する実践もあります。
 この授業では、地域のなかで子育てを支えることを目的とした日本の制度やその実態について学習し、また、発展途上国を中心に世界の子どもたちが抱える問題について学習します。それによって、次世代の健全育成とは何か、子育てを支援する仕組みはどうあるべきかについて考えることを目的としています。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
【授業形態:オンライン授業】
地域において児童の健全育成を支援する仕組みが、法制上どのように位置づけられ、現在どのように機能しているかについて学習します。また、松山市内で実践されているさまざまな次世代育成活動の現状について学びます。さらには、世界の子どもたちが直面しているさまざまな問題についても学びます。授業の流れは以下のようなものになります。
第1回目 イントロダクション 授業の目的・内容・方法等の説明
第2回目 児童厚生施設と児童館
第3回目 保育所と認定こども園
第4回目 乳児院と児童養護施設
第5回目 児童発達支援センター
第6回目 母子生活支援施設
第7回目 松山市の児童福祉施設
第8回目 愛媛県の児童福祉施設
第9回目 放課後児童健全育成事業
第10回目 放課後子供教室
第11回目 児童一時預かり事業
第12回目 子育て援助活動支援事業
第13回目 居宅訪問保育事業
第14回目 児童相談所
第15回目 前期のまとめ
第16回目 後期のガイダンス
第17回目 松山市の児童福祉事業
第18回目 愛媛県の児童福祉事業
第19回目 相対的貧困から見た日本の児童問題
第20回目 貧困問題と路上生活をする子ども
第21回目 児童の権利条約
第22回目 日本の児童虐待防止策
第23回目 児童虐待と人身取引
第24回目 児童労働と避止義務
第25回目 世界の児童労働問題
第26回目 紛争下の児童の権利
第27回目 戦争・内戦と子ども
第28回目 児童の健康・衛生問題
第29回目 貧困の連鎖と学校教育の役割
第30回目 まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
児童館の歴史と未来―児童館の実践概念に関する研究
明石書店
西郷泰之(著)
9784750345291
2017
2
児童館論
児童健全育成推進財団
児童健全育成推進財団(著)
9784903795065
2015
3
子どもの心を育てる学童保育と児童館
ごま書房新社
渡部平吾(著)
9784341085445
2013
4
児童館の子育ち・子育て支援―児童館施策の動向と実践評価
相川書房
八重樫牧子(著)
9784750103716
2012
5
児童館・学童保育と子育ち文化―人と人を結ぶ文化創造
萌文社
児童館学童保育21世紀委員会(編集)
9784894910348
2001
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
参考書には児童館に関する文献を挙げていますが、それ以外のテーマに関する参考文献については、適宜、文献や資料を指示します。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
授業に備えて文献や資料を読みこみ、分担するテーマでの発表の準備をすることが要求されます。
2.0 時間
授業で配信された資料を見直して、学習内容を確認してください。
2.0 時間


4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
発表を通して明らかになった次世代育成支援をめぐる諸課題について、授業時間のなかで解説します。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
出席をして積極的に議論や発表に取り組んでいるかどうか(50%)、すべての課題に誠実に取り組んでいるかどうか(30%)、調べたことを自分の言葉でパワーポイントにまとめ、わかりやすく発表することができるかどうか(20%)、の3点で評価します。活発な議論を期待しています。
 原則として、欠席については認めていませんが、欠席をしなければならない事情が発生したときには、メールないしLINEで届けるようにしてください <hikawagu@g.matsuyama-u.ac.jp>。事由不明の欠席があれば厳しく対応します。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
①次世代の健全育成を地域で支援していくなかで、いかなる課題が存在するかについて洞察することができる。
②仕事と育児の両立が重要となっている現代の日本にあって、地域による子育て支援の在り方についての見識をもつことができる。
③児童の権利擁護が求められている世界において、成長途上にある子どもが直面している諸問題について広い視野をもつことができる。
④児童・生徒の成長・発達とその援助について、より深い知見を獲得する。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
出席確認はLINEへの書き込みによっておこないます。授業のなかでの指示を受けて、確実に書き込みをするようにしてください。


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