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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2018~地域経済学IILocal Economy II
2
後期
木曜日1時限
加藤 光一

1.サブタイトル Subtitle
グローバリゼーションによる地域構造の変動と農山村地域の再生を考える。
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
卒業認定・学位授与の方針」(ディプロマ・ポリシー)にもとづき【経済】7.四国・愛媛地域の経済について理解し、地域のよりよい発展に貢献できる
校訓「三実」に基づき、(1-a)経済学の基本的な知識を使って、社会現象を考える態度、(2-b)社会人として、自分が属する組織(会社・共同体・地域)の置かれた状況を経済全体の中で理解しようとする態度
を身につける。
「教育課程編成・実施の方針」(カリキュラム・ポリシー)【経済】四国・愛媛地域の経済について理解し、地域のよりよい発展に貢献できる知識」を身につけることができる地域専門科目として位置づけ、具体的な地域の再生・再構成のための政策立案能力が備わるような問題意識をもつ厳正を育成することを方針としている。
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
①グローバリゼーションによる地域がどのように変貌したかを、アジアとの関係、相互規定関係をもとに検討する。②そしてその最大の変貌は農山村地域で発生し、「限界集落」といわれる地域崩壊の危機に直面しているので、その農山村地域の再生の途はいかなるものかを具体的な事例をもとに明らかにする。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
【授業形態:オンライン授業】
第1回    イントロダクション
第2回    地域経済論Ⅰ概括的まとめと本年度の地域経済論Ⅱの領域について
第3回    グローバリゼーションと地域問題
第4回    グローバリゼーションと現段階の地域構造の変動
第5回    グローバリゼーションと日本の中小企業と地域経済
第6回    グローバリゼーションと生産のアジア化(海外移転)
第7回    中国へ進出した日系企業の労務管理と労働者の世界
第8回    農山村地域と「限界集落」を考える-政策と現実
第9回    農山村地域の再生の作法は存在するのか-地域再生論の系譜
第10回   中山間地域の生業と営為-農家の稼得構造
第11回   限界集落のもとでの集落営農-
第12回   農商工連携の6次化は地域再生の特効薬なのか
第13回   直売所の経済学
第14回   あなたの考える農山村地域再生プランを議論する(受講生からのレポートを中心に)
第15回   まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
階層化する労働と生活
日本経済評論社
本間・白井・松尾・加藤・石畑共著
9784818818767
2006
2
地域再生のヒント
日本経済評論社
本間義人・加藤光一ほか共著
4818821330
2010
3
労働市場と農業
筑波書房
農業問題研究学会編
9784811903330
2008
4
日本の農山村をどう再生するか
岩波書店
保母武彦
9784006032654
2013
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
簡単な講義レジュメを配布するとともに、関連資料を適宜配布する。
加藤光一『グローバル東アジア資本主義のアポリア』大月書店、2020年11月刊予定があるので、zoomで講義する場合、詳細に学習するにはそれを参考にしてもらいたい。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
新聞等をよく読み、関係することを独自に切り抜き等を作成する。
1.5 時間
①次回のテーマに関する専門用語の予習をしておく。
1.5 時間
②講義ノートの整理と講義の論点整理をして復習しておくこと。
1.0 時間

4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
課題リポートは3回。この課題リポートについては字数制限あり。
試験に代替する課題レポート、試験の模範解答は、試験ごの授業時間内に説明する。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
試験に代替するレポート80%、レポート(3回)20%を基準に評価する。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
地域再生に関わる制度設計・政策立案にどのようにすべきかを考えさせる。また農山村地域の地域調査、ゼミ調査に直接関わることが可能な基礎的知識を身につける。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
レジュメがあるとノートをとらないので、ノートをとるために簡単なレジュメにあえてしているので注意してもらいたい。zoomによる講義のために、レジュメに加筆するノートをとってもらいたい。


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