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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2018~組織の経済学Organizational Economics
2
前期
金曜日5時限
松本 直樹

1.サブタイトル Subtitle
企業による意思決定問題とゲーム理論
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)【経済】6. 現代社会の抱える諸問題を経済学的な視点から考察し、専門的に解決することができる。
校訓「三実」に基づき、本学経済学部で学ぶ者が持つべき態度のうち、(1-b) 生活の中で出会う問題について、経済学の知識を手がかりとして、あらたに知見を積極的に求める態度、(2-b)社会人として、自分が属する組織の置かれた状況を経済全体の中で理解しようとする態度を身につける。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)【経済】専門応用科目群、応用理論系統
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
テーマ:
この講義では、相互依存関係下の企業行動と企業組織に関する諸議論を、必要にして十分なゲーム理論という分析道具を用いて理解することがテーマとなる。それぞれのトピックにおいて、モデル分析の力を借りて与えられた前提から結論を引き出し、解釈するという一連のパターンが踏襲されており、結果的に経済学的な思考軸に基づいて議論できるようになる。また理論の修得に留まらず、それを現実の問題、身の回りの問題にどのように関連付け、さらに一歩進めて展開を図ればよいのかといった具体策のヒントを得ることができる。

目的:
現代社会の抱える諸問題を経済学的な視点から考察し、解決するための専門知識を身につける。生活の中で出会う問題について、経済学の知識を手がかりとして、あらたな知見を積極的に求める態度、経済学の知識を通して理解した事象を、わかりやすく他の人に説明しようとする態度を身につける。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
第1回目 イントロダクション
第2回目 ゲーム理論とは
第3回目 企業における意思決定問題とは
第4回目 チーム生産と組織:基礎
第5回目 チーム生産と組織:応用
第6回目 時間不整合性問題とは
第7回目 ソフトな予算制約問題:基礎
第8回目 ソフトな予算制約問題:応用
第9回目 シグナリング・ゲームとは
第10回目 戦略的参入阻止問題:基礎
第11回目 戦略的参入阻止問題:応用
第12回目 日本的経営とは
第13回目 取引慣行と雇用慣行:基礎
第14回目 取引慣行と雇用慣行:応用
第15回目 まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
企業行動と組織の経済分析
勁草書房
松本直樹
9784326503179
2009
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
ミクロ経済学の力
日本評論社
神取道宏
9784535557567
2014
2
3
4
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
必要に応じてプリントを配布する。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
事前にトピックに関する資料をまとめておくこと
1.0 時間
発表・質問の準備を行うこと
2.0 時間
振り返りを行うこと
1.0 時間

4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
質問や意見などについては授業中にフィードバックする。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
最終試験で100%評価する。ただしレポートや発言回数、質問回数、課題の得点をボーナスポイントとして加算する。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
・支配戦略・ナッシュ均衡・サブゲーム完全均衡・情報集合・非対称情報など、ゲーム理論の基礎概念がどのようなものであるかを説明できる。
・ゲームがどのような問題に適用可能かを説明し、かつその結果と解決策を導くことができる。
・不完全競争における企業行動と資源配分について、ゲーム理論とミクロ経済学の観点から説明できる。
・意思決定の問題を日常生活においても意識し、戦略的に応用して横展開を図ることができる。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students



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