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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2018~国際経済学IIInternational Economy II
2
後期
金曜日2時限
松浦 一悦

1.サブタイトル Subtitle
世界経済のグローバリゼーションと日本経済の行方
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
1.学位授与方針【経済】6.現代社会の抱える諸問題を経済学的な視点から考察し、専門的に解決することができる。
校訓「真実」に基づき、(a)経済学の基本的な知識を使って、社会現象を考える態度、(b)生活の中で出会う問題について、経済学の知識を手がかりとして、あらたな知見を積極 的に求める態度を身に付ける。
2.教育課程・実施方針【経済】専門応用科目群、国際系統
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
第2次世界大戦後の世界経済の特徴を、金融資本主義のグローバリゼーションという視点から考察します。戦後の世界経済はGATT(貿易及び関税に関する一般協定)とIMF(国際通貨基金)によって秩序づけられてきました。IMFはアメリカの金・ドル交換に支えられた固定相場制の維持を図るとともに、加盟国の資本自由化を促すことにより国際資本移動の活性化に寄与してきました。本講義では、IMFに先導されてきた戦後の国際通貨体制=ブレトン・ウッズ体制の変遷を辿り、先進諸国が1970年代からの変動相場制へ以降してから、国際通貨体制は「ドル体制」として変容し、その後の世界経済に大きく影響していく現象を明らかにします。
 また、グローバル金融資本主義が1980年代以降全面に開花する中で、日本の金融グローバル化はどのように進み、日本経済、また、我々の生活はどのような影響を受けてきたのかを考えます。こうした内容を理解するために、国際通貨制度の基本的用語と基礎的理論についても学習します。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
【授業形態:オンライン授業】
第1回目 国際通貨と国際通貨制度とは
第2回目 ブレトン・ウッズ体制の成立と展開
第3回目 ブレトン・ウッズ体制の崩壊と変動相場制への以降
第4回目 戦後の国際通貨制度の解説~ビデオ教材を利用して
第5回目 外国為替取引と国際決済
第6回目 外国為替相場と国際決済
第7回目 固定相場制と変動相場制
第8回目 世界経済事情~ビデオ教材を利用して、またはゲストスピーカーによる世界経済に関する講義
第9回目 戦後のアメリカ経済とグローバル金融資本主義
第10回目 1985年プラザ合意とアメリカの新通商主義
第11回目 1990年代のアメリカ経済の復活とグローバリゼーションの深化
第12回目 欧州の通貨統合の動き
第13回目 アメリカ発世界金融危機と欧州危機、危機の始まり
第14回目 アメリカ発世界金融危機と欧州危機、危機の深化
第15回目 「まとめ」
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
『現代の国際通貨制度』
晃洋書房
松浦一悦著
9784771032743
2019
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
通商白書
経済産業省の各号
経済産業省
9784906955879
2
3
4
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books

7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
事前に授業内容に該当するテキストの章を熟読しておくこと。
2.0 時間
関連する文献を講読する。
2.0 時間


4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
授業についての質問は、適宜、授業の中で説明する。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
数回の小レポート(50%)、最終レポート(50%)で総合的に評価する。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
1.国際金融を分析する視点を身に付けること。
2.国際金融の関する基本的概念と用語を身に付けること。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
小レポートの提出が一定回数に達しない場合、最終レポートの評価を行わない場合がある。


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