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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2007~アジア経済論IAsian Economy I
2
後期
木曜日2時限
小林 拓磨

1.サブタイトル Subtitle
アジア諸国の経済成長とそれに伴う問題について学ぶ
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
①学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)【経済】6. 現代社会の抱える諸問題を経済学的な視点から考察し、専門的に解決策を考えることができる
②教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)【経済】専門応用科目群、国際系統
③校訓「三実」に基づく態度 
 1a)経済学の基本的な知識を使って、社会現象を考える態度
 1b)生活の中で出会う問題について、経済学の知識を手がかりとして、あらたな知見を積極的に求める態度
を身につけることができる。
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
1990年代以降、世界経済に占めるアジアの地位は大きく上昇している。アジア域内の貿易・投資は拡大しており、アジアは製造した製品とサービスの多くをアジア域内で消費するようになっている。その反面、アジアの経済発展は少子高齢化や所得格差といった問題を伴っている。この授業では、アジアの経済発展がもたらした「正」と「負」の両側面に注目して、アジア諸国の現状を理解することを目指す。また、経済理論を用いてアジア経済の現状を説明する能力を身につける。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
【授業形態:オンライン授業】
第1回 イントロダクション
第2回 アジア経済論の変遷
第3回 キャッチアップ型工業化論
第4回 東アジアの経済成長
第5回 工業化政策と経済発展
第6回 メガリージョン化するアジア
第7回 成長力は農村まで届くか
第8回 経済格差と所得格差
第9回 国際的生産ネットワーク
第10回 東アジアにおける産業集積
第11回 東アジアの金融システム
第12回 中所得国の罠
第13回 東アジアの移行経済
第14回 東アジアの経済統合
第15回 まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
現代東アジア経済論
ミネルヴァ書房
三重野文晴・深川由起子
9784623080793
2017
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
現代アジア経済論
有斐閣
遠藤環・伊藤亜聖・大泉啓一郎・後藤健太
9784641184428
2018
2
老いてゆくアジア-繁栄の構図が変わるとき-
中公新書
大泉啓一郎
9784121019141
2007
3
アジア経済とは何か―躍進のダイナミズムと日本の活路
中公新書
後藤健太
9784121025715
2019
4
キャッチアップ型工業化論-アジア経済の軌跡と展望-
名古屋大学出版会
末廣昭
4815803943
2000
5
新興アジア経済論-キャッチアップを超えて-
岩波書店
末廣昭
9784000287425
2014
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books

7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
予習:アジア経済に関するニュースや新聞記事に目を通すこと
1.0 時間
復習:毎回、テキストや資料の再確認を心がけること
2.0 時間
課題レポート:レポートを4~5回出す
1.0 時間

4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
参加者が提出したレポートについては次の授業の時にコメントする。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
レポート80%、平常点20%
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
アジア地域で生じている変化とアジア諸国が直面している経済的・社会的課題について理解する。
経済理論のモデルを使って現状を説明できるようになる。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
アジアに関する書物がたくさん出版されています。図書館で一度手に取ってみましょう。


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