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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2005~ドイツ語リーディングIIGerman Reading II
2
後期
金曜日3時限
田淵 昌太

1.サブタイトル Subtitle
ドイツ語とドイツ文化に親しむ
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
この授業は以下の点で、松山大学の掲げる教学方針に対応している。
 1 ドイツ語の基礎を着実に学ぶことを通じて、根本的な思考力を鍛えつつ、
   物事の本質を見極めようとする姿勢を養う[アドミッション・ポリシー (1)]。 
 2 外国語運用能力(読解力)を高め[カリキュラム・ポリシー (2)]、その過程で 
   ドイツ語と英語の差異と関連性に注目することにより、複眼的な物の見方の一端に触れ、 
   多様な価値観を受け入れる下地づくりを行う。[カリキュラム・ポリシー (1)] 
 3 ヨーロッパの文化や歴史に触れることで、
   異文化理解への道を開きつつ[カリキュラム・ポリシー (1)]、
   幅広い国際感覚を培う[ディプロマ・ポリシー (1)]。
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
1 ドイツ語の基本を復習しながら、さらなる基礎固めを行う。
2 平易な文章を読みながら読解力を向上させる。
3 ドイツの文化や風物について知見を深める。
4 ヨーロッパ文化の根柢を支えるギリシア=ローマの古代文化とキリスト教に多少なりとも触れる。
5 さまざまな痕跡をたどりつつ、英語がドイツ語から分化・発展してきた言語であることを知り、
  ドイツ語のみならず、英語への理解をも深める。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
【授業形態】 
 オンライン授業 

【読解教材】
 主として初学者向けに作成された教材を扱う。平易なドイツ語で書かれた文章を、
 基本的な文法事項を確認・復習しながら読んでいく。

【視聴覚教材】
 歌を聞きながら、ドイツ語の基本的表現(挨拶など)を復習する。
 ドイツの農村の暮らしを映像で見ながら、簡単なドイツ料理の作りかたを身につける。


 第1回  受講上の注意点の周知 / 事前配布した教材の講読。 
 第2回  自己紹介の表現(復習) 
 第3回  ドイツの農家の朝ごはん(映像) 
 第4回  古代ギリシアの物語 「夏と冬の起源」 (第1章) [現在人称変化] 
 第5回  古代ギリシアの物語 「夏と冬の起源」 (第2章) [定冠詞] 
 第6回  古代ギリシアの物語 「夏と冬の起源」 (第3章) [不定冠詞] 
 第7回  古代ギリシアの物語 「夏と冬の起源」 (第4章) [幹母音変化の動詞] 
 第8回  古代ギリシアの物語 「夏と冬の起源」 (第5章) [分離動詞] 
 第9回  古代ギリシアの物語 「夏と冬の起源」 (まとめ) [話法の助動詞] 
 第10回 ドイツの昔話とキリスト教「月の男」(前半)   [前置詞]  
 第11回 ドイツの昔話とキリスト教「月の男」(後半)   [動詞の三基本形]    
 第12回 ドイツのクリスマス・ソング             [過去人称変化] 
 第13回 ドイツの伝説 「ハーメルンのねずみとり男」(前半)[現在完了形]  
 第14回 ドイツの伝説 「ハーメルンのねずみとり男」(後半)[従属の接続詞] 
 第15回 英語の歴史とドイツ語 

 ※授業進度には多少のずれが生じることがある。
 ※授業進度によっては、扱えない教材が生じることがある。
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
アポロン独和辞典 第三版
同学社
根本 道也 ほか
9784810200065
2010
2
ドイツ語とドイツ人気質
講談社学術文庫
小塩 節
9784061588257
1988
3
ギリシア神話を知っていますか
新潮文庫
阿刀田 高
9784101255040
1984
4
ハーメルンの笛吹き男
ちくま文庫
阿部謹也
9784480022721
1988
5
バッハ 「音楽の父」の素顔と生涯
平凡社新書
加藤浩子
9784582858785
2018
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
教科書の購入は不要。教材プリントを何らかの方法(学内ポータルによる配信など)で配布するので、各自でプリントアウトして整理・保管しておくこと(プリンターを持たない学生にも、なんとかして対応するので心配無用)。詳細は初回授業で説明する。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
予習:辞書を引きつつ教材を読み、自分なりの訳文を丁寧に書いてくる。主語と述語動詞のある訳文を作成するよう心がける。疑問点を整理しておく。
3.5 時間
復習:授業内容を見直す。
0.5 時間


4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
提出物は、採点後、コメントを添えて返却する。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
評価項目と、その割合は、おおむね以下のとおりとする。 
積極的な授業参加・授業準備の充実度:50%  課題提出:50%
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
1 辞書を使いながら平易な文章を読むことができる。
2 読み取ったドイツ語を日本語で的確に表現できる。
3 ドイツ語圏の文化について理解を深め、そのことを簡潔に説明できる。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
予習には独和辞典が必要です。できれば電子辞書ではなく、『アポロン独和辞典[第3版]』など、50000語以上の語彙を収録する書籍形態の辞書を使ってください。
 積極的な授業参加がと真面目な受講態度が重視されます。
 意欲あふれる皆さんの受講を期待しています。


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