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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2000~国際ビジネスコース特殊講義 国際人的資源管理論Special Topics of International Business course : International Human Resource Management
4
後期
水曜日4時限
金曜日5時限
浅野 剛

1.サブタイトル Subtitle
経営のグローバル化に伴う国際企業における人的資源管理制度の特徴とその実際
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
ディプロマポリシー:国際ビジネスの一領域である人的資源管理に関する専門知識を修得し、活用できること。カリキュラムポリシー:国際企業に関心を持ち、そこで実際に実施されている経営活動、特に人的資源管理の活動について興味や関心を持つことができること。
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
本講義では、第1に「人事・労務管理論」から「人的資源管理論」への変遷についてその歴史的経緯を解説する。第2に「人」に関する諸理論(「モティベーション理論」・「リーダーシップ理論」などを含む)について解説する。第3に「戦略と人的資源管理の関係性」について近年の動向を解説する。第4に「人的資源管理の制度的特徴」について解説する。第5に「日本企業と外国企業の人的資源管理の特徴」について解説する。第6に「国際企業における人的資源管理システムの枠組みと制度的特徴」について解説する。第7に「外国企業における人的資源管理」について事例を紹介し、解説を行う。国際人的資源管理論では、人的資源管理の理論的枠組みとその制度的特徴、日本企業と外国企業における人的資源管理システムとその差異、さらに外国企業における人的資源管理について事例を通じて理解を深め、国際企業における人的資源管理の全体像を理解することをその目的とする。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
【授業形態:オンライン授業】
第1回目 人事・労務管理と人的資源管理
第2回目 人的資源管理の役割と特徴
第3回目 人事・労務管理から人的資源管理への変遷と特徴
第4回目 経営管理と人的資源管理(1)(動機づけ理論:実体理論)
第5回目 経営管理と人的資源管理(2)(動機づけ理論:行動理論)
第6回目 経営管理と人的資源管理(3)(リーダーシップ論:資質理論)
第7回目 経営管理と人的資源管理(4)(リーダーシップ論:行動理論)
第8回目 経営管理と人的資源管理(5)(コンティンジェンシー理論)
第9回目 戦略的人的資源管理(1)(戦略と組織過程)
第10回目 戦略的人的資源管理(2)(行動論的視点と資源ベース的視点)
第11回目 戦略的人的資源管理(3)(主要な人的資源管理活動)
第12回目 人的資源管理の制度(1)(採 用)
第13回目 人的資源管理の制度(2)(異 動)
第14回目 人的資源管理の制度(3)(人材育成と人事評価)
第15回目 人的資源管理の制度(4)(昇進と昇格)
第16回目 国際人的資源管理の枠組み(1)(国際企業における人的資源管理システム)
第17回目 国際人的資源管理の枠組み(2)(人材配置)
第18回目 国際人的資源管理の枠組み(3)(人材育成)
第19回目 国際人的資源管理の枠組み(4)(報酬と人事評価)
第20回目 日本企業の人的資源管理(1)(人的資源管理の枠組みと特徴)
第21回目 日本企業と人的資源管理(2)(人的資源管理システム)
第22回目 日本企業と人的資源管理(3)(人的資源管理システムにおける課題)
第23回目 外国企業と人的資源管理(1)(IBM社の沿革)
第24回目 外国企業と人的資源管理(2)(IBM社の事例:家族的経営)
第25回目 外国企業と人的資源管理(3)(IBM社の事例:人的資源管理の変容)
第26回目 外国企業と人的資源管理(4)(スターバックス社の沿革)
第27回目 外国企業と人的資源管理(5)(スターバックス社の事例:創業時の経営管理施策)
第28回目 外国企業と人的資源管理(6)(スターバックス社の事例:人的資源管理における施策)
第29回目 外国企業と人的資源管理(7)(IBM社とスターバックス社の人的資源管理の特徴と課題)
第30回目 まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
人的資源管理
中央経済社
上林憲雄
9784502169618
2016
2
経験から学ぶ人的資源管理
有斐閣
上林憲雄
9784641183896
2013
3
資源ベースのヒューマン・リソース・マネジメント
中央経済社
伊藤健市
9784502398704
2008
4
戦略的人的資源管理論
白桃書房
松山一紀
9784561256564
2015
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
教科書は指定しない。講義では、科目担当者が作成した講義資料を配付し、それを使用する。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
予習:次回の授業内容を確認し、その範囲内の専門用語を調べ、理解しておくこと。
3.0 時間
復習:授業後にノートなどを見ながら内容を復習し、授業で出された課題があれば、それを行うこと。
4.0 時間
課題レポート:課題レポート(ホームワーク)を合計6回程度出す。
1.0 時間

8.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
①予習:必ず配付した講義資料を精読し、事前に専門用語の意味を調べて理解しておくこと。
②復習:授業後に、講義資料の中で重要な箇所をチェックし、専門用語や理論・仮説などについて復習すること。
③課題並びにホームワークテスト等については、解答例をmoodleに掲載する。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
成績評価は次の3つの評価基準で行う。評価基準は、①「課題」、②「ホームワークテスト」、③「平常点」の3つである。なお、配分は、①「課題」(40%)、②「ホームワークテスト」(50%)、③④平常点(10%)である。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
①国際ビジネスの一領域である「国際人的資源管理」に関してその内容を理解し、説明できること。
②「人的資源管理の制度」における主要な活動内容とその特徴を理解し、説明できること。
③日本企業と外国企業における「人的資源管理の運営」の実態を理解し、その特徴や差異について説明できること。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
①講義は遠隔授業(オンライン授業)で行われるので、講義における送受信に支障のないよう、準備をしておくこと。
②「課題」や「ホームワークテスト」については、受講生が自宅でmoodleに掲載され資料を参考にして答を考え、答案見本を参考にして答案を作成し、答案をメールに添付し、講義担当者へ回答が添付されたメールを送信する形で行われる。そのため、「課題」や「ホームワークテスト」の答案については、提出締切日時があり、それを厳守することが求められる。原則として、提出締切日時に遅れた答案については、採点を行わない。
③遠隔授業のため、重要な連絡事項については聞き逃さないようにメモなどして欲しい。


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