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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2002~近代ヨーロッパ経済史Modern History of European Economy
2
前期
木曜日1時限
赤木 誠

1.サブタイトル Subtitle
北西ヨーロッパ的経済発展とその影響
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
①学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)【経済】6.現代社会の抱える諸問題を経済学的な視点から考察し、解決するための専門知識」を身につけることができる。

また「校訓「三実」に基づき、本学経済学部で学ぶ者が持つべき」態度のうち、
(1-a)経済学の基本的な知識を使って、社会現象を考える態度
(2-b)社会人として自分が属する組織(会社・共同体・地域) の置かれた状況を経済全体の中で理解しようとする態度
を身につける。

②教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)【経済】専門応用科目群、歴史系統
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
本講義では、17世紀末から19世紀末までのイギリス社会経済史を概観します。オランダからイギリスへのヘゲモニーの移行から話をおこし、イギリスが「世界の工場」としての地位を確立する過程とその実態、工業化・都市化などの経済・社会的な変化が人々の生活水準・生活環境に与えた影響について理解することを目的とします。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
第1回 イントロダクション:目的・視角・方法
第2回 経済史のフレームワーク
第3回 ヘゲモニーの移行:「最初の近代経済」から「最初の工業国家」へ
第4回 「長い18世紀」
第5回 工業化(1):背景と技術革新
第6回 工業化(2):産業構造と消費
第7回 工業化(3):生活水準と社会問題
第8回 工業化(4):女性と社会
第9回 工業化(5):世帯とライフサイクル
第10回 セイフティネット(1):救貧法
第11回 セイフティネット(2):チャリティ
第12回 「パクス・ブリタニカ」への道(1):「模索」の時代
第13回 「パクス・ブリタニカ」への道(2):「繁栄」の時代
第14回 「大英帝国」の実態
第15回 まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
西洋経済史
有斐閣アルマ
奥西孝至ほか
9784641124042
2010
2
比較経済発展論:歴史的アプローチ
岩波書店
斎藤修
9784000099158
2008
3
産業革命
山川出版社
長谷川貴彦
9784634349544
2012
4
産業革命と政府:国家の見える手
知泉書館
L. マグヌソン
9784862851260
2012
5
世界史のなかの産業革命:資源・人的資本・グローバル経済
名古屋大学出版会
R.C. アレン
9784815808945
2017
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
教科書はとくに指定せず、講義はパワー・ポイントを用いて進める予定です。その際、講義内容に関するレジュメを配布します。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
次回の授業内容を確認し、予習としてその範囲の専門用語の意味を調べ理解しておくこと
2.0 時間
授業後にノートを見ながら内容を復習すること
2.0 時間


4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
授業内の課題やコメントシートについては授業時間内に教室で解説する。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
最終試験100%で評価します。詳細については、開講時に説明します。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
①イギリスの経済発展を「モデル」ではなく多様なあり方の一形態として説明できるようになる。
②産業革命をめぐる様々な論争を知ることで、多様な見方ができるようになる。
③イギリス経済の発展を国内的な事情のみならず西洋諸国やその他の地域との関係性も視野に入れて説明できるようになる。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
①私語などで授業を妨害する学生に対しては、退出を命じるなど厳格な対応をしますので、注意してください。
②他の経済史関連科目、特に「西洋経済史Ⅰ」を履修していると、講義内容をより深く理解できると思います。
③詳細については開講時に説明しますので、初回の授業はできる限り欠席しないようにしてください。


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