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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2002~国際関係論IInternational Relations I
2
前期
火曜日2時限
穴田 浩一

1.サブタイトル Subtitle
東南アジア地域研究へのいざない:近現代史からみる東南アジア
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
以下各方針に合致
●ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
①幅広い分野の叡智を学び、深い教養を身につける。
⑥自分や社会がかかえる課題に関心を持ち、それを解決しようとする姿勢を身につける。
●カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
①大学生として、また一市民として必要な、基礎的な教養やスキルの習得を目指す。
②激しく変貌する社会を見据えながらも、主体性を持って、公正かつ分析的に真理を探究しようとする学問的態度と豊かな人間性の涵養を目的とする。
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
日本と地理的、歴史的、文化的、経済的な繋がりの深い東南アジア地域の諸相を、より多角的に理解する。また、それによって日本をとりまく国際関係の今日的課題についてもより正確な理解を深める。東南アジアを舞台に国際政治の視点から、特に20世紀後半以降の国際情勢の諸相を歴史的な流れを含め把握し、当該地域が日本にとって如何なる意味を持つのかを正確に把握する。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
第1回 導入:東南アジアとは?:本講座の講義要領の詳細説明【履修希望者は、初回の出席必須】
第2回 島嶼部
第3回 大陸部
第4回 東南アジアの文化・言語地図
第5回 東南アジアの歴史( ~植民地時代)
第6回 欧米列強の進出
第7回 第二次世界大戦
第8回 「冷戦」とインドシナの実戦
第9回 「冷戦」と ASEAN
第10回 日本と東南アジア:歴史的繋がり・戦時賠償から ODA へ
第11回 日本と東南アジア:経済的繋がり
第12回 日本と ASEAN の関係
第13回 東南アジアのイスラーム社会
第14回 21世紀の ASEAN
第15回 総括
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
はじめての東南アジア政治
㈱有斐閣
増原綾子、他
9784641150584
2018
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
東南アジアを学ぼう:「メコン圏」入門
㈱筑摩書房
柿崎一朗
9784480688545
2011
2
入門 東南アジア近現代史
㈱講談社
岩崎育夫
9784062884105
2017
3
歴史としての東南アジア
㈱山川出版社
桃木至朗
9784634341204
2006
4
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
必要に応じてプリント等を配布する。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
予め指示のあった教科書の当該頁を事前に必ず読了の上、講義に臨むこと。
2.0 時間
講義後、常時新聞やテレビ・ラジオ等のニュース番組から、関連する国際問題の動向を把握しておくこと。
2.0 時間


4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
講義中に不定期に実施する課題やワークに関しては、事後、講義中に模範的な解答例等を明示する。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
可能な限り学生参加型の講座としたいと考えているので、講義への積極的、建設的な参加(質問・コメント等の発言、発表、問題提起等々)を歓迎する。また、これをもって参加点とし、最終成績評価に反映する。
上述の通り講義中に課題またはワーク等を複数回、不定期に実施する予定。
最終評価は概ね、
講義中に実施する課題またはワーク等:80%
講義への貢献度・参加点(詳細上記参照):20%  の割合にて総合的に判定する予定。(変更ある場合は、講義中に発表する。)
なお、詳細については講座の初回に文書をもって説明の予定。よって、受講希望者は必ず初回の講義に出席すること。
ちなみに、平成30年度前期の本講座の成績分布は以下の通り。
S評価:6%、A評価:15%、B評価:26%、C評価:13%、F:39%
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
本講義を通じ、以下諸点ができるようにする。
①国際情勢を見る眼を養い、多様な価値観に対する理解を深め、情報を正確に分析して世界の動向を考察する力を養う。
②日本にとって、地理的、歴史的、文化的、経済的に身近な東南アジア地域についての理解を深めることができる。
③かつての東西冷戦が今日の世界の諸問題にどのように関連してきているのか、また、その結果として起こっている現代社会が直面するさまざまな国際問題についての理解を深める。
④批判的分析力を養い、論理的な思考を深める。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
薬学部学生のいわゆる「受験有資格持ち越し制度」については、本講義ではこれを対象としない。よって、薬学部学生は予め充分留意すること。
本講座履修にあたっては、高校までに世界史を一通り学習していることを前提条件とする。特に、近現代史に関する基本的な知識を有することは、必須条件である。この点を充分に留意すること。その確認の意味を含め、初回に簡単なテストを実施する。世界情勢に関する常識的なものや、現代史の常識的知識を問うものである。その結果を踏まえて、受講を続けるか否か各自で判断すること。
また、必要に応じ英字紙や関連する英語論文も参照する場合があるので、英語の基本的な読解力も必要。
新聞を広げた時に、国際面には必ず目を通すという学生の出席を歓迎する。
反対に新聞を読まない・読んだことない・読む気もない、テレビやラジオのニュース番組には関心がない、そんな人の聴講はお断り。国際情勢に関して、大学生としての一般常識・教養を身につけていない学生は、この講座の単位取得は極めて困難であろう旨予め了知されたし。
教科書は毎回必携。購入の意思のない者も聴講お断り。
なお、上記各事項は本件記載時点での情報をもとにしている。よって、上記内容は全て変更ありうべきものとして予め留意されたし。変更事項は、全て講義中において発表する。
【実務経験のある教員による授業科目】


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