1.サブタイトル Subtitle |
|
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy |
| ●ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針) ①幅広い分野の叡智を学び、深い教養を身につける。 ②異なる価値観や文化を理解し尊重する姿勢を身につける。 ●カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針) ①大学生として、また一市民として必要な、基礎的な教養やスキルの習得を目指す。
| |
|
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course |
| 「死」をどう理解し対処するかという問題は、古来人間にとって最も重大で根本的なテーマの一つであった。その理解と対処の仕方、すなわち死生観や葬祭慣行は、それぞれの文化に特有の世界観や死生観の表れでもあった。本授業では、古代文明のうちでも特に葬送が重視されていた古代エジプトの葬祭思想や葬送慣習について様々な角度から検討を加え、社会と文化の特質について考える。
| |
|
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline |
| 第1回目 概論 第2回目 エジプトの風土と歴史 第3回目 墓とその意味 第4回目 墓の種類と変遷(1) 第5回目 墓の種類と変遷(2) 第6回目 棺とミイラ(1) 第7回目 棺とミイラ(2) 第8回目 中間のまとめと質疑応答 第9回目 儀式と供養(1) 第10回目 儀式と供養(2) 第11回目 葬祭文書(1) 第12回目 葬祭文書(2) 第13回目 エジプト人の来世観 第14回目 エジプトから地中海世界へ 第15回目 まとめ 上記の計画に基づき、授業を進める。教科書は指定しないが、配布されたプリントないし指定された参考文献を読んで授業に臨む。授業の進捗状況に合わせて小テストを行い、受講者の理解を確認しながら授業を進める。
| |
|
5.利用教科書 Textbook(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
1 | | | | | |
2 | | | | | |
6.参考書 Reference Book(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
1 | | | | | |
2 | | | | | |
3 | | | | | |
4 | | | | | |
5 | | | | | |
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books |
| 必要に応じてプリントを配布し、参考文献を紹介する。
| |
|
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class | 時間 |
| 予習:配布プリントにて次回の授業内容を予習し、わからない用語を調べておく
| |
| |
| 復習:授業後に配布プリントとノートを参考に、内容を復習する。課題があればそれをする。
| |
| |
| 課題レポートを1回、小テストを4~5回宿題として課す。小テスト1時間、1レポート当たり10時間。週当たり1時間
| |
| |
| |
8.フィードバック Instructor Feedback |
| 課題レポートについては、授業で解説するほか、コメントをつけてコピー等を返却する予定である。期末試験に関しては、試験後の授業時間内に解説する(在室の必要あり)、または模範解答等を学内ポータルで公開する予定。
| |
|
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation |
| 課題レポートと小テストと、期末の試験によって、授業で学んだ知識が定着し、論理的な論述できているかどうかを判定する。学期末の試験の成績(80%)と、課題小テストとレポート、授業態度などを合わせた平常点(20%)を総合して評価する。
| |
|
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course |
| ・史料の解釈や批判の方法を学び、歴史と文化の研究方法について知ることができる。 ・死生観や葬送習慣の学習を通じて、古代エジプトの社会と文化についての基礎的な知識を得ることができる。 ・古代の死生観や世界観を学ぶことで、文化と人間の心性の共通性や多様性についての理解を深めるとともに、現代の社会や文化を再検討する視点を得ることができる。
| |
|
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students |
| 授業内容に関する質問は、質問用紙を配布するなどして適宜受け付け、必要に応じて授業の中で回答する。
| |
|