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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2000~英米文学概論IIAmerican and British Literature(Overview)2
2
後期
月曜日2時限
矢次 綾

1.サブタイトル Subtitle
中世から20世紀初頭にかけてのイギリス文学の流れと代表的な作品の特徴を理解する。
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
①学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)【英語英米文学科】3.英米文学、国際文化、英語学・言語学、英語教育学のいずれかの分野について、基本的専門知識と理解力を有している。

②教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)【英語英米文学科】3.各専門領域への入門科目及び専門演習
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
中世から20世紀初頭にかけてのイギリス文学の流れと代表的な作品の特徴を理解する。具体的には、以下を行う。

①恋愛と結婚をキーワードにイギリス文学の流れを追う。
②『聖書』、中世以降の代表的な文学作品の関連する場面を読む。
③特徴的な英語表現、作品、作者、社会的文化的背景について説明する。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
【授業形態:オンライン授業】

※ Google Classroomを中心に授業を行う。授業開始前に「Google Classroomへの招待」をメールアドレス宛に送付するので、大学のメールアドレスにログインした状態で「招待を受ける」こと。大学のメールアドレスにログインした状態でないと「招待を受ける」ことはできない(Googleであっても、個人用アドレスでは不可)。

※ 授業も大学のメールアドレスにログインした状態で受けること。

※ 授業も試験も、PCでインターネットを利用していることを前提にしている。携帯電話/スマートフォンで受講したため、不都合が起きた/不具合が生じたと言われても対応できない。

※ wifi環境に不具合が生じるなどして、長期的にオンライン授業を受けられない場合は、対策について、自分の責任で教務課に相談すること。

※ 授業内容についての質問については、Google Classroomの「ストリーム」(チャット上)でのみ受ける。質問や回答内容を、受講者全員で共有するためである。

(恋愛と結婚をキーワードにイギリス文学の流れを追う。その過程で、『聖書』、中世以降の代表的な文学作品の関連する場面を読み、特徴的な英語表現、作品、作者、社会的文化的背景について学習する)

第1回:導入、『聖書』における結婚
第2回:『カンタベリー物語』に見る2つの結婚観
第3回:宮廷風恋愛と『アーサー王の死』
第4回:『ロミオとジュリエット』に見られる恋愛と結婚
第5回:小説の誕生と『パメラ』
第6回:『高慢と偏見』①――理想的な結婚とは
第7回:『高慢と偏見』②――駆け落ち
第8回:『ジェイン・エア』――情熱的なヒロイン
第9回:『嵐が丘』――制度や生死に縛られない愛?
第10回:『デイヴィッド・コパフィールド』における若気の至り的な結婚
第11回:『デイヴィッド・コパフィールド』と「家庭の天使」
第12回:『大いなる遺産』――叶わぬ恋
第13回:『ダーヴァビル家のテス』――過去の恋愛経験に縛られる
第14回:『チャタレー夫人の恋人』――奥様と森番の恋愛
第15回:まとめ

※ 上記の予定は変更する場合がある。その場合は授業の中で連絡する。
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
イギリス文学入門
三修社
石塚久朗
9784384057492
2
読んで愉しむイギリス文学史入門 (横浜市立大学新叢書2)
春風社
白井義昭
9784861103728
3
図説 イギリス文学史
大修館書店
パット・ロジャース
9784469242881
4
はじめて学ぶイギリスの歴史と文化
ミネルヴァ書房
指昭博
9784623063765
5
概説 イギリス文化史
ミネルヴァ書房
佐久間康夫 他
9784623035649
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
教科書は教員が作成し、生協を通して印刷したものを購入していただく。2019年度に使用したテキストを改訂し、2020年度授業用として作り直したものである。

その他の参考文献は授業の中で知らせる。レポートを書くために、授業で扱った作品を一作購入する必要がある。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
①予習:毎回の授業の終わりに次の授業の予告を行い、教科書の関係個所等を知らせる。教科書のその部分を辞書を引きながら読んだり、必要に応じて、その作品のその他の部分にも目を通し、授業に備える。
2.0 時間
②復習:前回の授業の内容を読み直し、授業内容の確認を行う。教科書に記した前後の箇所についての確認も行い、レポート作成を少しずつ行う。
1.0 時間
③復習:既習事項に関する参考文献を検索し、レポート作成を少しずつ行う。
1.0 時間

4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
①試験結果は、各自のメールアドレス宛に時間を決めて送付し、確認していただく

※ 届かない場合は、自分の責任で、指定時間内に教員に連絡、質問がある場合も指定時間内に教員に連絡すること。時間を指定するのは、成績処理上の都合である。「試験結果が届かなかった」という連絡が行われない場合、(試験を受けていれば)無事に試験結果を受け取っている、(試験を受けていなければ)結果が届かないのは当然と理解されたと見なす。

※ wifiの不測の不具合によって試験結果を受け取ることができない場合は、電話を利用するなどして、その旨を迅速に連絡すること。


②レポートについては、事前に採点基準と模範解答を提示する。


③「授業への参加状況」は、毎回の授業の始めと終わりに送付する質問の提出状況を基に算出する。自分が提出しているかどうかは、Google Classroom上で確認できる。ただし、指示に従わない解答は、Google Classroom上で送付したことになっても、成績の一部として加味されないので、注意すること。指示をよく読むこと。

※ 解答は送付期限内に送付すること。ただし、wifiの不具合などの不測の事態により質問を受け取れない場合を鑑み、4回分(授業の始めと終わりに質問を送付するので、毎回2回分の質問に答えることになる)は、解答の送付期限に遅れても減点しないが、5回目から減点する。

※ 授業の翌日以降の解答は、Google Classroom上で送付できても、教員に対して提出したことにならない。長時間に渡る不具合により送付できなかった場合は、証拠を添えて教員に申し出ること。

※ 質問を受け取ることが出来なかった場合は、解答送付期限内に教員にメールで申し出ること。送付期限後は対応しない。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
成績評価は、①試験(60%)、②レポート(20%)、③授業への出席状況(20%)を通して行う。

②レポートのテーマや提出方法などについては授業の中で説明する。

③授業への出席確認方法は「8.フィードバック」③を参照。

※ 3分の1を超える欠席がある場合は成績評価の対象としない。授業は15回の予定なので、その3分の1、つまり、各回の授業で2回送付する質問に授業5回分(質問10回分)よりも多く、解答を送付しない場合は、3分の1を超える欠席したことになる。なお、「8.フィードバック」②に記したように、授業翌日に送付しても、教員は受け付けない。つまり、解答を送付したことにならない。

※ 公認欠席の扱いは、教務規則に準ずる。追試等の扱いも同様。この授業独自の対応はしない。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
①恋愛と結婚をキーワードにイギリス文学の流れを理解する。
②『聖書』、中世以降の代表的な文学作品の関連する場面を読み、各々の特徴を把握する。
③特徴的な英語表現、作品、作者、社会的文化的背景について理解する。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
授業予定の変更その他についての連絡は授業の中で行う。やむを得ず欠席する場合は、授業内容はもちろん連絡事項等の確認を各自の責任で行うこと。

欠席、遅刻の時数について各自で管理すること。

公認欠席として認めるか否かについては教務課が定めた基準に従う。就職セミナー等への出席や通院などが欠席/遅刻の理由であっても、教務課が公認しない場合は、この授業の中でも公認とはしない。追試に同様である。

授業内で使用するパワーポイントのデータや、作品の訳を資料として配布することはしない。

上記の記述に変更が生じる場合は、授業の中で(Google Classroom上で)お知らせする。


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