1.サブタイトル Subtitle |
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2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy |
| ①卒業認定・学位授与方針(ディプロマ・ポリシー) /人文学部社会学科 1.活力ある市民社会の構築に寄与する自立的市民に必要な能力・姿勢を身につけている。 4.社会に関する現代的な専門的教養を身につけている。
②教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)/人文学部社会学科 3.社会を構成する諸分野についての社会学の理論的・実践的知識を学ぶために、専門教育科目として、地域・国際・環境系科目、メディア・現代社会系科目、社会福祉系科目、共通系科目を設置します。
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3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course |
| 私たちにとって家族は身近で馴染み深いものだが、改めて家族とは何なのか説明することは難しい。しかも、「私にとっての家族」と「あなたにとっての家族」が同じではないことを忘れがちであり、それがトラブルのもとになることもある。 社会学では経験的にはよく知っているが、普段はあまり意識化しないようなことを掘り下げていく。したがって、家族は社会学の重要なテーマの1つであり、「難問」とさえ言ってもいいだろう。この講義では現在あたりまえとされている家族の形成過程を紐解くとともに、家族をめぐる現代的問題を検討する。
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4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline |
| 【授業形態:オンライン授業】 1.イントロダクション
【導入】 2.私たちの「あたりまえ」を炙り出す(1):グループ討論「これは家族?」 3.私たちの「あたりまえ」を炙り出す(2):グループ討論「家族の条件」 4.私たちの「あたりまえ」を炙り出す(3):グループ討論総括
【現在編】 5.家族と法律(1):婚外子 6.家族と法律(2):ひとり親家庭 7.家族と法律(3):夫婦別姓 8.家族と血縁(1):生殖補助医療 9.家族と血縁(2):里親・里子 10. 映画で社会学(1):「そして父になる」鑑賞 11. 映画で社会学(2):グループ討論 12. 家族と愛情(1):児童虐待 13. 家族と愛情(2):障害者の自立生活運動 14. 映画で社会学(3):「障害者イズム」鑑賞 15. 映画で社会学(4):グループ討論
【歴史編】 16. 近代家族とは 17. 近代家族の成立(1):「子捨て」と「親子心中」 18. 近代家族の成立(2):主婦の誕生 19. 近代家族の成立(3):サラリーマンの誕生 20. 近代家族の特徴(1):ロマンティックラブ・イデオロギー 21. 近代家族の特徴(2):家庭イデオロギー 22. 近代家族の特徴(3):母性イデオロギー 23. 映画で社会学(5):「トウキョウソナタ」鑑賞 24. 映画で社会学(6):グループ討論
【現在~未来編】
25. 統計資料から見る近代家族の揺らぎ 26. 家族の戦後体制(1):再生産平等主義 27. 家族の戦後体制(2):人口学的移行世代 28. 家族を支える(1):生活保障システムの類型 29. 家族を支える(2):男性稼ぎ主型生活保障
30.まとめ
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5.利用教科書 Textbook(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
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6.参考書 Reference Book(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
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※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books |
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7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class | 時間 |
| ノートの清書、関連文献の購読などにより講義内容を確認・整理する
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| 講義内容に関する新聞・雑誌記事、ウェブニュース等をチェックする
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8.フィードバック Instructor Feedback |
| 毎回講義の最後にコメントを書いてもらい、次回講義のはじめにリプライする。
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9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation |
| 授業内の課題・レポート(40%)、期末レポート(60%)。採点基準は授業中に説明します。
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10.学習の到達目標 The Main Goals of Course |
| 自分の知っている家族が唯一絶対のものではないことを了解する。 自分自身の人生・生活と社会のあり方について考えるために必要な知識と視点を身につける。
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11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students |
| -初回に講義の意図や進め方など非常に大事な話をするので、履修者は必ず出席してください。 -状況によってはシラバスに記載されている事項を訂正する可能性があります。その際は必ず講義でアナウンスします。 -質問については講義の前後、オフィスアワーにて対応します。
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