1.サブタイトル Subtitle |
| 企業経営の方法に関する理論である成長ドライバ理論を学んだ上で、ICTの基礎知識を学び、それも活用して、良い会社づくりを考える
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2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy |
| ディプロマ・ポリシー 知識・理解 企業活動を理解・説明するための専門知識を身につけることができる
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3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course |
| 情報という資源は、ヒト・モノ・カネに比べて少し異質で理解しにくい面があります。情報資源管理論では、企業全体、部署で、個人で、それぞれ情報をどのように集め、蓄積し、利用すればよいかについて扱います。 この授業では、とくにICT(情報通信技術)を使うことによって、いい会社(=「社員を大切にし、社員と会社がともに成長できる会社」)にするにはどうすればよいかを考えます。 それを考えるために、まず、企業とは何か、経営するとは何をすることなのか、働くことの意味は何か、ICTにはどんなものがあるか、最先端ではどんなことが起こっているのか、などの基本から解説していく予定です。 その際、積極的に映像を活用して、わかりやすく実践的な授業をします。 そして、架空の会社や実際の会社や店を想定して、ICTによる良い会社づくりを考えてます。 これらを通じて、実践的な経営の本質と方法、ICTの見方や取り入れ方、そして良い会社とはどんな会社で、どうやれば創れるのか等を身につけることが出来ます。 また、企業の実際や日々の企業社会の動きをビビッドにお話しますので就職にも役立つと思われます。経営コンサルタントを目指す人にもピッタリの内容なので、積極的に受講してください。
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4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline |
| 第1回目 イントロダクション 第2回目 成長ドライバ理論のフレームワークを学ぶ(1)~モノから人中心の世界へ 第3回目 成長ドライバ理論のフレームワークを学ぶ(2)~企業経営の全体像 第4回目 成長ドライバ理論の各ドライバのあり方を学ぶ(1)~社長のあるべき姿 第5回目 成長ドライバ理論の各ドライバのあり方を学ぶ(2)~経営理念・ビジョンは経営の基軸 第6回目 成長ドライバ理論の各ドライバのあり方を学ぶ(3)~筋の良いビジネスモデルの考え方1?Value Star Modelの横の流れに沿った詳細なロジック 第7回目 成長ドライバ理論の各ドライバのあり方を学ぶ(4)~筋の良いビジネスモデルの考え方2?Value Star Modelの横の流れに沿った詳細なロジック 第8回目 成長ドライバ理論の各ドライバのあり方を学ぶ(5)~システム化・型決めが成長の道具1?仕組みづくりが成長の鍵となる理由 第9回目 成長ドライバ理論の各ドライバのあり方を学ぶ(6)~システム化・型決めが成長の道具2?様々な仕組みづくり 第10回目 成長ドライバ理論の各ドライバのあり方を学ぶ(7)~行動環境が社員の学習と成長を生む1?5つのサブドライバの発見 第11回目 成長ドライバ理論の各ドライバのあり方を学ぶ(8)~行動環境が社員の学習と成長を生む2?サブドライバを向上させるためのアクション 第12回目 企業環境分析と成果分析 ~企業環境の理解は経営の前提&成果は財務業績のみにあらず 第13回目 成長ドライバ理論を使いこなすポイント ~良い会社づくりは時間軸で考える 第14回目 成長ドライバ理論で良い会社を分析する ~徳武産業 第15回目 成長ドライバ理論で良い会社を分析する ~ホテル志戸平 第16回目 成長ドライバ理論で良い会社を分析する ~ネッツトヨタ南国 第17回目 良い会社かどうかを診断する仕組みと改善のプロセス 第18回目 ICT(情報通信技術:IoTやAI)の現状と予測 ゲストスピーカーA氏 第19回目 ICT(情報通信技術:IoTやAI)の私たちの暮らしへのインパクト ゲストスピーカーB氏 第20回目 最先端のICTを学ぶ(1)IoTの基礎知識と応用例 第21回目 最先端のICTを学ぶ(2)AIの基礎知識と応用例 第22回目 ICTの進展を成長ドライバ理論ではどう捉えるか ?経営へのインパクト 第23回目 ICTの進展を成長ドライバ理論ではどう捉えるか ?労働へのインパクト 第24回目 ICTを使って良い会社にする(1)~実習の際のケースを各自構築する作業(実際の会社やお店でもよいし、架空で作ってもよい) 第25回目 ICTを使って良い会社にする(2)~良い会社づくりのために改善したいドライバを見つける、そしてどう改善すべきか、そのあり方を考える 第26回目 ICTを使って良い会社にする(3)~各ドライバのありたい姿を実現するために最適なICTツールを考える 第27回目 ICTを使って良い会社にする(4)~ICT化がうまく機能するために関連するドライバとの整合性 第28回目 ICTを使って良い会社にする(5)~ICT化の影響の伝播を予想する 第29回目 ICTを使って良い会社にする(6)~以上を総合して良い会社づくりプランニングシート(A3用紙1枚)にまとめて提出する 第30回目 まとめとレポート返却
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5.利用教科書 Textbook(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
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6.参考書 Reference Book(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
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※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books |
| 『成長ドライバ理論による良い会社づくりの方法と実践』(出版予定)
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7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class | 時間 |
| 授業の終わりに次回の簡単な内容や教科書や資料の該当する部分をお伝えします。受講生はその箇所を予習として読んできておいて下さい。授業中は、より詳しくより具体的な説明をしますので、それを教科書にメモしておいて下さい。そして、自宅に帰ってから、教科書とそこに追記した内容を確認して下さい。復習の際、分からないところが出てきたら、直近のレポートで質問して下さい。授業の冒頭で、前回の振り返りをしますが、その際に補足説明をします。
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8.フィードバック Instructor Feedback |
| 毎回のレポート採点して返却します。自分の理解度を客観的に把握し、知識習得に役立てることができます。
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9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation |
| 毎回レポートを課し時間中に提出してもらいます。各回4点満点で採点し返却します。これら30回の合計点をもとに評価します。ただし、素点の合計は120点満点ですが、100点以上になる場合は、当然ながら評価点数は100点になります。 このようにしているので、仮に公欠や病気で5回休んでも、100点満点は確保できます。 また、5回分余裕を持たせているので、公欠や病欠に特に配慮はしません。 なお、教育実習や長期入院で5回以上連続して欠席せざるを得ない場合は知らせてください。 若干の考慮をします。 以上、受講に当たってはご了承ください。
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10.学習の到達目標 The Main Goals of Course |
| 仕事の本質、経営の真髄を体得したうえで、企業においてICTを活用していくための必須知識を習得できます。ICT活用の方法以外に、この講義を通じて習得することになる「成長ドライバ理論」は非常にシンプルですが、非常に強力なもので、将来、様々な方面で必ず皆さんのお役に立つものと思います。
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11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students |
| 例年、大半の人が単位を取得できています。しかも3分の2はSかAの評価です。しかし、楽をしていい単位が取れているわけではありません。 この点は特に注意して下さい。 いい単位が取れている人は、毎回まじめに出席して授業を聴き、レポートを書いて、毎回点数を少しずつ積み上げているということなのです。 私の役割は、授業を工夫し、そのような学びの状態に全員を持っていくことだと思っています。
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