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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
1999~情報資源管理論演習
8
通年

東渕 則之

1.サブタイトル Subtitle
「成長ドライバ理論」を深く理解し、実践を見る力を培う
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
ディプロマ・ポリシー
指導教員の教育・研究指導と経営学、管理工学、会計学、商学、産業社会等の諸分野の特講科目を受講することによって学識とスキルを培い、教育・研究機関、企業、組織などにおいて教育・研究者、高度専門職業人、指導的人物として必要な能力が修得できる。
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
情報資源管理論特講、経営データ解析特講の受講を前提に、それらを融合させて、ツールとして身につけた上で、実践的な調査研究を深めて頂きたいと考えています。
実践的な調査研究のテーマとしては、中小企業の成長戦略、売上を上げるためのマーケティング、POSデータから顧客のニーズを読み取る、ITを使って仕事を標準化する、顧客満足を高めるための人材育成、良い人材を採用するための採用手法、商店街の活性化のための仕組みづくり、第三セクターの事業再生、中小建設業の事業再生、福祉事業の経営戦略をはじめとして、多岐に渡ります。
修士課程1年の演習では、これらのベースになる成長ドライバ理論を実践の視点から詳しく検討する事で深く理解します。
修士課程2年の演習では、各自の専門テーマに応じて、成長ドライバ理論を援用しながら、研究を進めていくことになります。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
今年度は、修士1年の演習生には、成長ドライバ理論を深めることによって、企業や組織などの適切なマネジメントができるように講座のプログラムをします。これが習得できれば、一生の経営やコンサルティングの軸になります。今年度は、徹底的に事例を学び、そこから気づきを得ます。

今年度の予定(修士課程1年)の予定は下の通りです。
第1回目成長ドライバ理論のフレームワークの学習(1)戦後昭和の価値観の大転換ー良心の経営へ
第2回目成長ドライバ理論のフレームワークの学習(2)世界の流れを哲学する
第3回目成長ドライバ理論のフレームワークの学習(3)経営の全体を見ることができるかが分かれ目
第4回目成長ドライバ理論のフレームワークの学習(4)社長
第5回目成長ドライバ理論のフレームワークの学習(5)経営理念・ビジョン
第6回目成長ドライバ理論のフレームワークの学習(6)ビジネスモデルをVSMモデル
第7回目成長ドライバ理論のフレームワークの学習(7)クリステンセンのJOBSモデル
第8回目成長ドライバ理論のフレームワークの学習(8)システム化・型決め
第9回目成長ドライバ理論のフレームワークの学習(9)行動環境 ゴシャール&バートレット
第10回目成長ドライバ理論のフレームワークの学習(10)行動環境 中小企業モデル
第11回目成長ドライバ理論のフレームワークの学習(11)企業環境分析と成果分析
第12回目成長ドライバ理論のフレームワークの学習(12)フレームワークを使いこなす視点としての整合性と影響の伝播
第13回目企業事例から成長ドライバ理論を通して経営の成功の鍵を見抜く(1)ネスレ日本
第14回目企業事例から成長ドライバ理論を通して経営の成功の鍵を見抜く(2)徳武産業
第15回目企業事例から成長ドライバ理論を通して経営の成功の鍵を見抜く(3)ネッツトヨタ南国
第16回目企業事例から成長ドライバ理論を通して経営の成功の鍵を見抜く(4)ワークマン
第17回目企業事例から成長ドライバ理論を通して経営の成功の鍵を見抜く(5)星野リゾート
第18回目企業事例から成長ドライバ理論を通して経営の成功の鍵を見抜く(6)(1)?(5)の気づきの体系化
第19回目企業事例から成長ドライバ理論を通して経営の成功の鍵を見抜く(7)西精工
第20回目企業事例から成長ドライバ理論を通して経営の成功の鍵を見抜く(8)さくら住宅
第21回目企業事例から成長ドライバ理論を通して経営の成功の鍵を見抜く(9)エイトワン
第22回目企業事例から成長ドライバ理論を通して経営の成功の鍵を見抜く(10)ワークマン
第23回目企業事例から成長ドライバ理論を通して経営の成功の鍵を見抜く(11)会宝産業
第24回目企業事例から成長ドライバ理論を通して経営の成功の鍵を見抜く(12)(7)?(11)の気づきの体系化
第25回目企業事例から成長ドライバ理論を通して経営の成功の鍵を見抜く(13)城北信用金庫
第26回目企業事例から成長ドライバ理論を通して経営の成功の鍵を見抜く(14)川越胃腸病院
第27回目企業事例から成長ドライバ理論を通して経営の成功の鍵を見抜く(15)ライザップ
第28回目企業事例から成長ドライバ理論を通して経営の成功の鍵を見抜く(16)石坂産業
第29回目企業事例から成長ドライバ理論を通して経営の成功の鍵を見抜く(17)大創産業
第30回目企業事例から成長ドライバ理論を通して経営の成功の鍵を見抜く(18)(13)?(17)の気づきの体系化と30回分の全体のまとめ

修士2年の演習生については、個別のテーマに応じて、授業計画を設定する。
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
経営統計学のマネジメント的研究
千倉書房
東渕則之
4805108614
2006
2
3
4
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
『成長ドライバ理論による良い会社づくりの理論と実践』(ウィズワークス)を6月から使用します。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
前回までの内容をベースにして、次回内容のテキストや(事前配布の資料がある場合は)配布資料を読み込んでくる。
2.0 時間
各自の方法で、学び考えた内容を整理して、定着させる。
2.0 時間


4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
指導教員は、毎回の発表に対してコメントを行い、その中で適切な問いかけを心がける。院生は考えの枠を越境し今までにない視点から考えることができるようなり、所期の課題を解決する道を発見できるようになる。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
知識の習得状況、日々得られた成果、及び日常の学習・研究の状況を、毎回の授業での何気ない口頭での試問を通じて評価します。評価結果は毎回フィードバックし、改善の助言を行います。30回分の合計で単位認定を行います。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
修士1年では、理論と実践の学習を繰り返して、成長ドライバ理論に基づく経営や組織の改善に向けた指導やコンサルティングが出来るだけの学識とスキルを身につけること。
また、成長ドライバ理論を応用し、受講生の関心のある領域の新たな問題についても、的確に取り組み、成果を上げることができるレベルの応用力を培うこと。
17回の事例分析の過程を繰り返すことで、実践経営の能力向上と修士論文の研究の着眼点を発見すること。
修士2年では、各自の設定テーマに関して、研究を行い、一定程度以上(学会報告が可能なレベル)の成果をなすことを目指す。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
多くのケースを持っているので、演習生の要望に応じて、最適なものを選択して、オリジナルな学習メニューにすることもできますので、ご相談ください。
また、事例研究では、現地を訪問して、ヒアリング等のベンチマーキング研修を行うこともありうる。


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