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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2000~経営教育コース特殊講義 児童育成支援論Special Topics of Management Education Course : Promoting Sound Growth of Children
2
前期
金曜日4時限
川口 仁志

1.サブタイトル Subtitle
児童館・児童クラブによる子育て支援を考える
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
【知識・理解】企業活動を理解・説明するための専門知識を身につけることができる
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
子どもたちの成長を地域で援助し、子育てを支援する仕組みとして、児童館や放課後児童クラブがあります。児童館は、子どもに健全な遊びを提供して、その心身の健康を増進し、情操を豊かにすることを目的とする場所です。児童クラブは、保護者が労働等により昼間家庭にいない児童に対して、授業の終了後に適切な遊びや生活の場を提供して、その健全な育成を図ろうとする場所です。
 この授業では、地域のなかで子育てを支えることを目的としたこれらの制度について学習し、児童の健全育成とは何か、子育てを支援する仕組みはどうあるべきかについて考えることを目的としています。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
地域において児童の健全育成を支援する仕組みが、歴史的にどのように発展し、法制上どのように位置づけられ、現在どのように機能しているかについて学習します。また、松山市内の児童館や児童クラブの現状を知り、その実態について学びます。授業の流れは以下のようなものになります。
第1回目 イントロダクション 授業の目的・内容・方法等の説明
第2回目 児童館の歴史
第3回目 児童館の制度
第4回目 児童館の現状
第5回目 地域の児童館
第6回目 児童館訪問(日常業務の理解)
第7回目 児童クラブの歴史
第8回目 児童クラブの制度
第9回目 児童クラブの現状
第10回目 地域の児童クラブ
第11回目 児童クラブ訪問(イベント参加)
第12回目 児童クラブの実態と課題
第13回目 児童館の実態と課題
第14回目 児童館訪問(イベント参加)
第15回目 まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
児童館の歴史と未来――児童館の実践概念に関する研究
明石書店
西郷泰之(著)
9784750345291
2017
2
新しい時代の学童保育実践
かもがわ出版
中山芳一(著)
9784780309409
2017
3
児童館論
児童健全育成推進財団
児童健全育成推進財団(著)
9784903795065
2015
4
学童保育(放課後児童健全育成事業)
かもがわ出版
保育行財政研究会(編集)
9784780307085
2014
5
放課後児童クラブ運営指針解説書
フレーベル館
厚生労働省(編集)
9784577814277
2017
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
適宜、文献や資料を指示します。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
授業に備えて資料を読みこみ、分担するテーマで発表の準備をすることが要求されます。
2.0 時間
地域の子育てに関連する施設を訪問することや、子どもたちと関わることを課題として指示することもあります。
1.0 時間
授業中に配布された資料を見なおして、学習内容を確認してください。
1.0 時間

4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
発表を通して明らかになった子育て支援をめぐる諸課題について、授業時間のなかで解説します。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
出席をして積極的に議論や発表に取り組んでいるかどうか(50%)、すべての課題に誠実に取り組んでいるかどうか(30%)、調べたことを自分の言葉でレジュメやパワーポイントにまとめ、わかりやすく発表することができるかどうか(20%)、の3点で評価します。活発な議論を期待しています。
 原則として、欠席や遅刻については認めていませんが、欠席や遅刻をしなければならない事情が発生したときは、授業開始の1時間以上前にはメールで届けるようにしてください <hikawagu@g.matsuyama-u.ac.jp>。この授業には、近隣の児童クラブや児童館の協力が欠かせないことをふまえて、事由不明の欠席や遅刻については厳しく対応します。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
①児童の健全育成を地域で支援していくなかで、いかなる課題が存在するかについて洞察することができる。
②仕事と育児の両立が重要となった現代社会において、地域による子育て支援の在り方についての見識をもつことができる。
③児童・生徒の成長・発達とその援助について、より深い知見を獲得する。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
大学キャンパスを離れての地域貢献活動、児童館や児童クラブでのボランティア活動なども実施する予定です。7月最終週の土曜日または日曜日には、児童館のイベントにも参加しますので、予定に入れておいてください。


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