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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2000~経営学部特別講義 キャリアマネジメント論IISpecific Topics of Business Administration : Career Management Ⅱ
4
後期
金曜日3時限
金曜日4時限
阿部 光伸

1.サブタイトル Subtitle
職業選択と自己実現 ~自律的にキャリアを形成する~
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
①ディプロマ・ポリシー【知識・理解】3.企業、組織がもつ部門とその活動について理解し、説明できる。
②ディプロマ・ポリシー【汎用的技能】3.他者に自己の考えを伝えること、また他者の考えを聞いて理解することができる。
③ディプロマ・ポリシー【態度・志向】2.キャリア意識を高めて自己の職業観を明確にすることができる。
④カリキュラム・ポリシー【知識・理解】企業活動の理解,人的資源管理/産業組織心理学
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
キャリアとは,端的にいえば「職務経歴」です。また職務経歴とは,経験してきた仕事の積み重ねといえます。仕事は,人生の時間の中で大きな割合を注ぎ込むものであり,仕事によって幸福感を得られるか否かは,人生を幸福に送れるか否かを大きく左右するといえます。しかし,キャリアの成功のためには,ただ将来を展望するだけでは足らず,自身の成長を計画すること(=「キャリアのマネジメント」)も必要となります。
つまりキャリアをマネジメントするとは,アダプタビリティ(適応する能力)とアイデンティティ(私が私である実感)を考えることです。
そこで本授業では,「キャリア」(自分の生き方や働き方)について考え,自律性と自分自身が主体性を持って計画することについて学びます。
具体的には,「自分を知る」(自己理解・分析),「他人を知る」(他者理解とコミュニケーション),「社会を知る」(現代社会に対する理解)の3つをキーワードに授業を展開します。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
【第1部】 自己理解・他者理解
第1回 内的キャリアと外的キャリア
第2回 経験を外化する
第3回 自律したキャリアを創る大学生活のデザイン
第4回 キャリア・アンカーを探る
第5回 自己PR(1) ~自分のブランド力~

【第2部】 社会環境理解
第6回 あなたの感覚 ~時間/金銭/恋愛/結婚~
第7回 これからのキャリア ~人口減少/グローバル化/ブラック企業/多様な働き方~
第8回 いま,求められている人材
第9回 仕事と組織(1) ~ミッション・ビジョン・バリュ/作業と仕事~
第10回 仕事と組織(2) ~評価/社会人の意識~

【第3部】 キャリアデザインの実践
第11回 あなたにとってのキャリアデザインとは ~重要なことと達成方法~
第12回 GROWモデルとオープンウィンドウ64
第13回 企業研究と業界比較
第14回 自己PR(2) ~企業が求める人材を意識した自己PR~
第15回 まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
キャリアマネジメントの極意
ナカニシヤ出版
船引英子
9784779503924
2009
2
働くひとのためのキャリア・デザイン
PHP研究所
金井壽宏
9784569619415
2002
3
すぐに使えるNLP
日本実業出版社
藤川とも子
9784534056344
2018
4
一流の達成力
フォレスト出版
原田隆史
9784894517448
2017
5
夢をかなえゾウ
飛鳥新社
水野敬也
9784870318052
2007
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books

7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
①授業内で取り扱う課題(ケース)に対する自己の見解を事前にまとめる
3.0 時間
②授業ノート等を振り返り,出題された課題に取り組む
3.0 時間
③毎回の授業を振り返り,チームメンバーへのフィードバックを行う
2.0 時間

8.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
毎回の授業終了時に「シャトルシート」を利用した振り返りを行い,次回授業にコメントを付して返却する。
また,毎回の授業冒頭に,前週の課題に対するフィードバックを行う他,3回の確認テスト(レポート)は,採点し返却すると共に解答を説明する。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
◎以下の5つの項目での評点合計が60ポイント以上の学生を評価対象とします。
(1)第1部・第2部第3部テスト(レポート)45p.(15p×3回/個人課題)
(2)ゲストスピーカー講演に関するレポート 10p.(個人課題)
(3)毎回のコメントシート提出 30p.(1p×30回/個人課題)
(4)グループワークの相互評価 15p.(5p×3回/個人課題)
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
①自分の将来に対してリーダーシップを発揮することができる。
②経験とキャリアの基本理論を参照しながら,自身のキャリアを自律的に計画することができる。
③就職活動とそれ以降も続く各自のキャリア形成について,自分なりの考え方を持って臨める。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
この授業は,「知覚動考」を体現する授業を目指します。単に知識を吸収し覚えるだけにとどまらず,学びを知恵に変換し,使えるようになって欲しいと願っています。
そこで毎回の授業は,4名程度の受講者でグループを編成し,様々なワーク(ブレーンストーミング,KJ法,ディスカッション,発表,等々)を通じ「キャリア」を展望し,受講者の「CAN/WANT/MUST」を掘り出していきます。
本授業の受講を希望する者は,前期開講科目「キャリアマネジメントⅠ」との連続受講を推奨します。


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