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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2002~中国経済論Chinese Economy
2
後期
木曜日3時限
加藤 光一

1.サブタイトル Subtitle
GDP世界第二位の「経済大国・中国」の光と影を読み解く
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
「現代社会の抱える諸問題を経済学的な視点から考察し、解決するための専門知識」を身につけることを前提に、変動する現代中国をリアルに把握し国際社会で活躍するのに必要なコミュニケーション能力を身につけ、異文化を深く理解できるようにする。
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
現代中国の「政治経済学」を明らかにする。純粋に経済学的な分析では本当の姿は明らかにならない。とりわけ、現代中国を複眼的な視角からトータルに把握することを目的とする。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
第1回  開講にあたって~中国経済をなぜ学ばなければならないか?
第2回  20世紀前半までの中国を概観する
第3回  中華人民共和国成立小史
第4回  革命は基盤は農村にあり~土地改革、合作社、人民公社~
第5回  改革開放は農村からはじまった~人民公社の解体と生産請負制へ~  
第6回  農地利用権の移転と流転~農村土地承包法の成立と移転の諸形態~
第7回  社会主義的市場メカニズムとは何か
第8回  企業改革とは何か~国有企業は果たして改革されたのか?~
第9回  沿岸部地域経済開発の二つの型~長江デルタと珠江デルタ~
第10回  財政制度改革における中央と地方の関係
第11回  金融制度と中国的マクロ経済
第12回  貧困・失業・経済格差
第13回 対外貿易と直接投資~世界経済における中国経済の現在~
第14回 中国と台湾・香港~一つの中国論と一国二制度は奈辺へ~
第15回 まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
現代中国経済論
ミネルヴァ書房
加藤弘之・上原一慶編著
9784623058761
2012
2
検証 現代中国の経済政策決定
日本経済新聞社
田中修
9784532133382
2007
3
中国民主化研究
ダイヤモンド社
加藤嘉一
9784478039236
2015
4
統計でみる中国近現代経済史
東京大学出版会
久保亨・加島潤・木越義則著
9784130421447
2016
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
2000 年から定点調査を実施してきている中国経済に関するデータ等の資料と毎回テーマに関するレジュメを配布する。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
中国に関するマスコミの報道を注意深くウォッチングしておくこと。
1.0 時間
①次会のテーマに関する専門用語等を予習しておく
2.0 時間
②レジュメと講義ノートを整理して、実施したテーマの論点は何かを復習しておくこと。
2.0 時間

5.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
課題レポート提出を学期に二回をもうけるので、コメントを加えて返却する。
期末試験については、最終試験日に模範解答の解説をする。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
定期試験80%、課題レポート20%で評価する。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
様々なイデオロギー的マスコミの中国報道とは違う、中国の真の姿を読み解くことが可能になる。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
レジュメと資料とは毎講義時に配布予定であるが、レジュメは主要項目のみに敢えてしているので黒板に板書しているものを受講者が判断してよくノートすること。
ノートをとらず、スマホで写真を撮る学生が近年多いので、必ず自らノートをするようにして学習してもらいたい。


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