1.サブタイトル Subtitle |
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2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy |
| ●ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針) ①幅広い分野の叡智を学び、深い教養を身につける。 ③自分の意見を論理的に表現する能力を身につける。 ⑥自分や社会がかかえる課題に関心を持ち、それを解決しようとする姿勢を身につける。 ●カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針) ①大学生として、また一市民として必要な、基礎的な教養やスキルの習得を目指す。 ②激しく変貌する社会を見据えながらも、主体性を持って、公正かつ分析的に真理を探究しようとする学問的態度と豊かな人間性の涵養を目的とする。
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3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course |
| 受講生は、胎児期から少年期までの期間で、ひとがどのようにことばを獲得していくかを学ぶことができる。講義は、人は胎児期にすでに人であることを知ることから始め、テキストに加えて、発達心理学、発達心理言語学、大脳生理学、機能体系言語学などの最新の知見を科学雑誌などの文献より補足し、Powerpointを用いてを進める。
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4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline |
| 1.イントロダクション 2.胎児期の発達:脳の髄鞘化、胎児に聞こえる音 3.乳幼児期の発達(1)赤ちゃんが泣き止む唄、喃語と喃語期、母音の習得、子音の習得 4.乳幼児期の発達(2)語彙習得の方略、屈折の習得 5.幼児期の構文の習得(1)一語文期、二語文期(軸文法) 6.幼児期の構文の習得(2)豊かな解釈、多語文の習得方略(助走方略、並列方略) 7.文法関係の獲得: 述語と項、構文枠方略 8.機能主義文法: 話題と評言、 9.語順の獲得:クラークの並置モデル、再境界化、心的結合 10.複文構造の習得過程(例.節1カラ> 節2+節1カラ> 節1カラ+節2) 11.会話の原型の発達 12.対話の成立 13.子どもの社会化(1)自己中心的言語行為から対人調整的言語行為へ 14.子どもの社会化(2)共感と順応 15.まとめ
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5.利用教科書 Textbook(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
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6.参考書 Reference Book(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
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※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books |
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7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class | 時間 |
| 予習:次回の講義のテーマに関して、テキストを熟読し疑問点をまとめておく。
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| 復習:講義で学んだ事柄をノートに整理し纏めておく。
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8.フィードバック Instructor Feedback |
| 授業中に課すクイズ・小テスについてはその都度正答を提示する。また、定期試験については試験実施後、正答をホームページで開示する。自由レポートについては、採点の上講評をつけて翌週に返却する。良いレポートは、授業で紹介する。
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9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation |
| 授業での参加度(質問や問題提起)(20%)と定期試験(80%)による。 尚、自由レポートにたいする評価点は、定期試験の得点に加算するものとする。
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10.学習の到達目標 The Main Goals of Course |
| 子どもの言語獲得プロセスの学習を通して、こどもの認知的発達とそれに伴う社会化について理解する。
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11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students |
| 遅刻・早退・途中退出・は健康上の理由を除き極力遠慮してください。(授業中の水分補給、着帽等は、健康上必要な場合は認めます。)他の学生の権利を侵害しないようにしてください。
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