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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
1995~行政学Public Administration
4
後期
月曜日4時限
金曜日1時限
甲斐 朋香

1.サブタイトル Subtitle
行政学の基礎:制度・管理・政策
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
卒業認定・学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
(1) 法律又は政治にかかわる文章を論理的かつ客観的に読み、その内容を正確に理解することができる。
(2) 他人が法律又は政治に関する専門用語を用いて述べた発言の内容を正確に理解することができる。
(3) 在学中、とりわけ専門演習において修得した知識及び体得した思考方法に従って、自分の考えを他人に文章及び口頭で正確に伝達することができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
専門科目 政治学科目群

法律又は政治にかかわる文章を論理的かつ客観的に読み、その内容を正確に理解することができる。
他人が法律又は政治に関する専門用語を用いて述べた発言の内容を正確に理解することができる。
(1) 教養科目及び他学部の科目を履修することによって、現代社会において活躍するために必要な教養や基礎能力を修得する。
(2) 近代以降に確立した学問体系に従って配置された法学部の専門科目を履修することによって、現行制度に基づく紛争処理方法とその限界を認識する。
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
行政がどのようなしくみで運営されており、どんな問題点があるのか、「より良い」政策が形成・執行されるためには何が必要なのかについて考える。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
1.イントロダクション
2.行政の守備範囲
3.行政学の歴史 ドイツ行政学
4.行政学の歴史 アメリカ①草創期~技術的行政学
5.行政学の歴史 アメリカ②機能的行政学以降        
6.執政制度① 各国の事例
7.執政制度② 戦後日本における内閣制度
8.執政制度③ 戦前の日本における内閣制度
9.府・省の制度① 組織管理のしくみ
10.府・省の制度② 内部組織
11.「グレーゾーン」
12.公務員制度① 公務員制度をめぐる議論
13.公務員制度② 日本における公務員制度
14.中央―地方関係① 中央―地方関係のモデル
15.中央―地方関係② 各国における制度
16.地方制度の歴史① 戦前の日本における地方制度
17.地方制度の歴史② 戦後日本における地方制度(「制度形成の時代」・「制度運用の時代」)
18.地方制度の歴史③ 戦後日本における地方制度(「制度改革の時代」)
19.地方政府の仕組み① 二元代表制と庁内組織
20.地方政府の仕組み② 地方財政
21.地方自治をめぐる課題① 地方行政体制・ガバナンス
22.地方自治をめぐる課題② 地方財政
23.政策の形成と執行をめぐる課題① 行政組織における意思決定
24.政策の形成と執行をめぐる課題② 行政計画・予算
25.政策の形成と執行をめぐる課題③ インプリメンテーション、行政評価・監査
26.行政改革の現状と課題① 戦後日本における行政改革の展開
27.行政改革の現状と課題② 行政改革をめぐる現状と課題
28.行政統制・行政責任論① 行政統制論・責任論の意義と展開 
29.行政統制・行政責任論② 行政責任の類型 
30.まとめ

※進み具合によってはビデオ鑑賞あるいはゲストスピーカーを適宜入れるか、講演会・シンポジウムなどで講義を代替する可能性もあります。地方議会の見学も行う予定です。
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
ホーンブック基礎行政学【第3版】
北樹出版
今村都南雄・武藤博己
9784779304729
2015
2
行政学
有斐閣
真渕勝
9784641049833
2009
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
はじめての行政学
有斐閣ストゥディア
伊藤正次・出雲明子
9784641150355
2016
2
行政学
法律文化社
原田久
9784589037909
2016
3
地方自治入門
有斐閣
稲継裕昭
9784641173811
2011
4
地方自治論入門
ミネルヴァ書房
柴田直子・松井望編著
9784623064601
2012
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
教科書・参考書
※授業の中で適宜指示します。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
おそらくは講義開始前となる可能性もありますが、9月に松山市・愛媛県などで開催される地方議会の見学・傍聴と体験レポートの提出を推奨します(全員提出を義務付けるのではなく希望者のみとします)。掲示等にも留意しておいてください。
日頃から新聞やテレビのニュース(広く政治・行政に関するもの)をチェックしておいてください。
興味と時間があれば、まちづくりにかかわる課外活動等へも積極的に関わってみてください。
その他詳細については、講義内で適宜指示をします。
4.0 時間



4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
毎回講義時に質問・意見・感想カードを配布し、必要なものについては、適宜、講義時間内にフォローアップします。
期末試験については、講評を提示します。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
期末試験70%、平常点(=レポートand/or中間試験)30%をめやすに総合的に評価します。
講義期間内に自由課題レポートを提出していただけたら、出来栄えに応じて成績評価に加味します(基本的に加点評価のみ)レポートのテーマは広く政治・行政に関するもの(例:まちづくりにかかわるボランティア活動やシンポジウム・講演会などへの参加体験レポート、本のまとめ等)。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
行政学における基礎的な概念、行政の基本的な制度についての知識を身につける。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
私語その他講義の妨げになるような行為が著しい者については、除名とさせていただくことがあります。
基本的な文献収集・引用の仕方、パソコンの使い方を徐々にマスターしておきましょう。


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