ハタ マサユキ   HATA Masayuki
  畑 晶之
   所属   松山大学  薬学部 医療薬学科
   職種   准教授
発行・発表の年月 2001/07
形態種別 学術論文
標題 Monooxygenation Mechanism by Cytochrome P-450.
執筆形態 共著
掲載誌名 J. Am. Chem. Soc.
巻・号・頁 123(26),6410-6416頁
著者・共著者 M. Hata, Y. Hirano, T. Hoshino and M. Tsuda
概要 シトクロムP450における一酸素原子添加機構に現れる最終活性種(compound I)による基質酸化機構を密度汎関数法を用いて明らかにした。その機構は、(1)compound Iによる基質からの水素原子引き抜きおよび基質ラジカルと[FeOH]3+の生成、(2)(1)で生成した[FeOH]3+のOH基の回転、(3)基質ラジカルと[FeOH]3+との結合、(4)酸化された基質の脱離の4段階反応であることがわかった。反応の律速段階は(1)の反応であり、その活性化エネルギーは生体内で十分起こりえる程度の値であった。