ヤマグチ タクミ
YAMAGUCHI Takumi
山口 巧 所属 松山大学 薬学部 医療薬学科 職種 教授 |
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発行・発表の年月 | 2009/03 |
形態種別 | 学会報告 |
標題 | リツキシマブとCD20との抗原抗体反応に及ぼす抗悪性腫瘍剤の影響―R-CHOP療法施行患者の負担軽減を目指して― |
執筆形態 | 共著 |
出版社・発行元 | 日本薬学会第129年会 |
概要 | R-CHOP療法は、CD20陽性B細胞性非ホジキンリンパ腫の標準的治療となっている、リツキシマブは、infusion reactionが高頻度に認められることから初回は入院での投与が望ましいが、2回目以降はその発現も軽減することから、可能な限り、外来化学療法への移行が望まれる。しかしながらR-CHOP療法は、リツキシマブと他剤の混合による影響が不明であるため、長時間かけて1剤ずつ順番に投与するか、複数のルートを確保する必要がある。それにより生ずる患者の肉体的、精神的負担の軽減を目指し、リツキシマブと他の抗悪性腫瘍剤の混合がリツキシマブの力価へ及ぼす影響を検討した。その結果、リツキシマブとドキソルビシン、シクロフォスファミドを混合してもリツキシマブの力価への影響はないことが判明した。 |