オオクラ ユウジ
OHKURA Yuji
大倉 祐二 所属 松山大学 人文学部 社会学科 職種 教授 |
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発行・発表の年月 | 2011/03 |
形態種別 | 調査報告 |
標題 | ホームレスに対する、社会的就労を通じた就労意欲の向上と社会生活の安定に関する調査研究事業報告書 |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 特定非営利活動法人釜ヶ崎支援機構 |
巻・号・頁 | 99-107頁 |
総ページ数 | 286 |
担当範囲 | 第8章就労自立への期待を超えて |
著者・共著者 | 沖野充彦、尾松郷子、上原健太郎、仲島剛、佐々木洋子 |
概要 | 厚生労働省「セーフティネット支援対策等事業費補助金社会福祉推進事業」の報告書である。事業の内容は生活保護を受ける元ホームレスを対象に就労事業を実施、事業の参加者にその効果・影響について合計3回の聞き取り調査を実施した。そこではつぎのような結果が得られている。1、参加者の一般労働市場での就労は困難。2、事業参加前の生活保護による生活は「空白」に満ちた生活であった。3、稼働能力があるとされる参加者はケースワーカーなどからの就労指導にコンフリクトを起こしていた。4、就労事業の参加によって参加者は空虚な生活や就労指導から解放され、事業に満足していた。そこで就労事業を恒久的な制度として実施することを提案した。 |