イマムラ ノブヨシ   IMAMURA Nobuyoshi
  今村 暢好
   所属   松山大学  法学部 法学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/02
形態種別 研究ノート
標題 [刑事判例研究]  不法装填罪について(不法装てん罪においては、実包が装てんされている状態が開始した時点で、猟銃等の所持者がそのことを認識していれば、その状態が維持されている限り、その後同人がそのことを失念、忘却しても、故意が失われるものではないとされた事例)
執筆形態 単著
掲載誌名 松山大学論集
掲載区分国内
出版社・発行元 松山大学
巻・号・頁 30(6),221-242頁
総ページ数 22
概要 不法装填罪の構成要件解釈について争われた判例・東京高判平成27年8月12日(高等裁判所刑事裁判速報集(平27)144頁/判例時報2317号136頁)についての判例評釈。不法装填罪は、特別刑法に規定されている真正不作為犯であるが、故意とその認識をどの時点まで要求すべきかについて検討し、過失犯構成の可能性と故意犯肯定の結論を示した。別掲の第16回 中四国刑事法判例研究会および第9回 松山刑事判例研究会で報告したものを纏めたものである。