Eleanor CARSON
   Department   Matsuyama University  Department of English Language, English and American Literature, Faculty of Humanities
   Position   Lecturer
Language English
Publication Date 2016/10
Type
Peer Review With peer review
Title EFL student L1 preference changes: Proficiency and time.
Contribution Type
Journal TypeJapan
Publisher JALT
Details 授業中の教員の第一言語(L1)使用を学生が好むかどうかを調査する媒介言語に関する研究が昨今急増している。しかし、多くの調査には方法論上に問題がみられる。例えば、年度内に複数回データ収集をする横断的調査が行われていても、年度中に学習経験を積むことで学生の好みが変化する可能性が考慮されていない(e.g. Burden & Stribling, 2003)。 また、習熟度の違いや経時的変化が、学生たちの好みにどう影響するかは不明である。本研究では質問表を作成し、教員L1使用に対する日本人EFL学生の好みが年度内にどう変化するかについて調査を行った。その結果、学生の第二言語習熟度と様々な項目に関する教員L1使用への学生の好みには反相関関係が見られた。更に、教員L1使用への好みは経時的に減少した。習熟度の違いは、経時的変化に対してよりも様々な項目に関する教員L1使用への学生の好みに対してより影響を与えていた。