イトウ シンヤ
ITO Shinya
伊藤 信哉 所属 松山大学 法学部 法学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/08 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 国際問題評論家の対外認識―稲原勝治・米田実 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 萩原稔・伊藤信哉編著『近代日本の対外認識Ⅱ』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 彩流社 |
巻・号・頁 | 153-196頁 |
概要 | 本論は、1920年代に発表された稲原勝治と米田実の論説をとりあげ、その特徴を明かにしたものである。稲原は当時の世界を、弱肉強食の権力政治的世界と観じ、世界大戦を期に、国際社会が新しい段階に入ったとは考えなかった。これに対して米田は、大戦を期に世界は確実に新しい方向へ進みつつあると判断し、日本もそれに歩調を合せるべきと主張した。また両者の主張は、その内容ばかりでなく、言説のスタイルにおいても小さくない違いがある。本論ではそれらも明かにしている。 |