ミョウショウ ヒロアキ
MYOSHO Hiroaki
明照 博章 所属 松山大学 法学部 法学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/01 |
形態種別 | 学会報告 |
標題 | 正当防衛における「やむを得ずにした行為」の意義 |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
概要 | 2014年1月11日、瀬戸内刑事法研究会において、「正当防衛における『やむを得ずにした行為』の意義」をテーマとして報告(会場:愛媛大学)。
本報告では、Xは自己の勤務する運送店の事務所の入口付近で、貨物自動車の買戻しの交渉のため訪ねて来たTと押し問答を続けているうち、Tが突然Xの左手の中指および薬指をつかんで逆にねじあげたので、痛さのあまりこれをふりほどこうとして右手でTの胸の辺を一回強く突き飛ばし、Tを仰向けに倒してその後頭部をたまたま付近に駐車していたTの自動車の車体(後部バンパー)に打ちつけさせ、よってTに対し治療四五日間を要する頭部打撲症の傷害を負わせた事例を中心に防衛行為の相当性について検討を加えた。 |