ミョウショウ ヒロアキ
MYOSHO Hiroaki
明照 博章 所属 松山大学 法学部 法学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/08 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 正当防衛における「自招侵害」の処理(4・完) |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 松山大学論集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 松山大学 |
巻・号・頁 | 27(3) |
概要 | 拙稿「積極的加害意思が急迫性に及ぼす影響について」『法律論叢』第72巻第1号において、ドイツの判例における「自招侵害に関する処理」に検討を加えたが、本稿では、日本の判例について検討を行った。
「『自招侵害)の処理(4・完)」では、最決昭和52年7月21日刑集31巻4号747頁以降において、「自招侵害」を処理した下級審の動向の内、侵害の自招性が、正当防衛の主観的要件を否定する要素として検討する判例、防衛行為の相当性を制限する要素として検討する判例及び喧嘩闘争の総菜を肯定する要素として検討する判例に言及し、平成20年最高裁決定が下される以前の判例の状況を概観した。 |