ミョウショウ ヒロアキ
MYOSHO Hiroaki
明照 博章 所属 松山大学 法学部 法学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1999/07 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 積極的加害意思が急迫性に及ぼす影響について |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 法律論叢 |
出版社・発行元 | 明治大学法律研究所 |
巻・号・頁 | 72(1),45-91頁 |
概要 | 日本の判例においては、積極的加害意思が存在する場合、侵害の急迫性を否定する運用になっている。しかし、主観的要件(積極的加害意思)によって、客観的要件(侵害の急迫性)を否定する理論構成に対しては、学説上疑義が提示されている。そこで、本稿では、積極的加害意思が急迫性の及ぼす影響に関して、わが国の学説とドイツの学説・判例について検討を加えた。
一定の条件のもとでは、積極的加害意思が侵害の急迫性に対して影響を与えるとする川端説が妥当であるという結論に達した。 |