イトウ シンヤ
ITO Shinya
伊藤 信哉 所属 松山大学 法学部 法学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/01 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 1920年代『外交時報』にみる日本知識人の対外認識―半沢玉城と末広重雄を中心に |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 武田知己・萩原稔編『大正・昭和期の日本政治と国際秩序:転換期における「未発の可能性」をめぐって』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 思文閣出版 |
巻・号・頁 | 82-112頁 |
概要 | 本稿は、第1次世界大戦後の「転換期の世界」を、1920年代の日本の知識人たちが、どのように認識したかを究明する。具体的には外交専門誌『外交時報』の編集人だった半沢玉城と、同誌の常連寄稿者であった末広重雄(京都帝大法学部教授)の言説をとりあげ、その特徴を分析する。その結果、半沢が、いわゆる「新外交」に批判的だったのに対し、末広は肯定的であったことなどの「相違点」とともに、当時の国際経済構造について、共通の認識を抱いていたことなどを確認する。 |