ミョウショウ ヒロアキ   MYOSHO Hiroaki
  明照 博章
   所属   松山大学  法学部 法学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2014/11
形態種別 研究会報告
招待論文 招待あり
標題 共同正犯と正当防衛
執筆形態 その他
掲載区分国外
概要 2014年11月22日、第1回日台刑法学術シンポジウム(会場:台湾・国立中央警察大学)において、「共同正犯と正当防衛」をテーマとして報告した。
本報告では、まず、「侵害の急迫性」の意義を確認し、判例における「侵害の急迫性と積極的加害意思の関係」とその理論的説明について概観する。次に、平成4年最高裁決定を分析し、平成4年決定が前提とした理論的根拠とその問題点を検討した上で、さらに、自招侵害の事例において正当防衛の成立を否定した平成20年最高裁判決を踏まえて、平成20年決定が平成4年決定の判断方法に対する影響について検討を加えた。