ミョウショウ ヒロアキ   MYOSHO Hiroaki
  明照 博章
   所属   松山大学  法学部 法学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2014/05
形態種別 学会報告
標題 共謀共同正犯者と正当防衛―侵害の急迫性を中心に―
執筆形態 単著
掲載誌名 シンポジウム「犯罪関与論」
掲載区分国外
巻・号・頁 1-11頁
概要 2014年5月2日、学術シンポジウム「犯罪関与論」において、「共謀共同正犯者と正当防衛―侵害の急迫性を中心に―」をテーマとして報告した(会場:台湾・国立中央警察大学)。
 本報告では、まず、「侵害の急迫性」の意義を確認し、判例における「侵害の急迫性と積極的加害意思の関係」とその理論的説明について概観する。次に、平成4年最高裁決定を分析し、平成4年決定が前提とした理論的根拠とその問題点を検討した上で、さらに、自招侵害の事例において正当防衛の成立を否定した平成20年最高裁判決を踏まえて、平成20年決定が平成4年決定の判断方法に対する影響について検討を加えた。