| 
            オウ ゲンセイ
            WANG Yuansheng
           王 原生 所属 松山大学 法学部 法学科 職種 教授  | 
      |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2016/08 | 
| 形態種別 | 学術論文 | 
| 標題 | 中国における株主代表訴訟の運用実態とその課題 | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 永井和之先生古稀記念論文集 企業法学の論理と体系 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社・発行元 | 中央経済社 | 
| 巻・号・頁 | 153-186頁 | 
| 概要 | 本稿は2005年改正中国会社法が2006年1月1日に施行されて以来の株主代表訴訟に関連する裁判例の整理、検討を通じて、この10年近くの中国における株主代表訴訟の運用実態を明らかにし、そのあり方を検討するものである。まず、中国会社法における株主代表訴訟の基本構造とその趣旨を解説した。そして、具体的な裁判例の検討を通じて、株主代表訴訟の適用要件について、株主代表訴訟の対象となる責任の範囲、原告の適格および手続の要件を実際に如何に運用されるかを明らかにした上で、その運用の問題点を考察した。 |