イトウ シンヤ   ITO Shinya
  伊藤 信哉
   所属   松山大学  法学部 法学科
   職種   准教授
発行・発表の年月 2004/01
形態種別 学術論文
標題 戦争賠償と日本の世論―占領・講和期における戦争賠償論の形成と展開
執筆形態 単著
掲載誌名 長谷川雄一編『日本外交のアイデンティティ』
掲載区分国内
出版社・発行元 南窓社
巻・号・頁 38-72頁
概要 本論は、戦争直後(1945~52年)の日本における戦争賠償問題の論じられ方を、当時の新聞や国会の議事録などを用いて分析したものである。賠償を支払うべき理由は、大きく分けて「戦争に敗れたから」という見解と、「悪事を働いたから」という見解に分かれるが、当時の日本人は、次期が下るにしたがって、前者の見解により重点を置くようになっていったと考えられる。その背景には、当時の日本の混乱した状況や、日本を取り巻く国際環境の変化があった。