フルヤ ソウイチ
FURUYA Soichi
古屋 壮一 所属 松山大学 法学部 法学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/07 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | 異議をとどめない承諾の再解釈の可能性 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 民事研修 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 民事研修編集室 |
巻・号・頁 | (687),2-18頁 |
概要 | 本稿は、異議をとどめない承諾による抗弁喪失効(現行日本民法468条1項)がドイツ民法の債権譲渡制度において規定されていないことに着目し、法典調査会民法起草委員が同条の前身となる甲号議案471条の起草時に参照した、ドイツ民法第二草案や参照しえたそれ以前の草案を検証し、譲渡に関与していない債務者が譲渡によって法的不利益を受けるべきではないという視点から、現行日本民法468条1項の異議をとどめないでした承諾とは、単純承諾に抗弁放棄の明示の意思表示と解するべきであるという解釈論を論証したものである。 |